uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

企画きっぷで四国一周 その6

0658 本日発券分

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バースデイきっぷ2日め。
いったん窪川まで戻り、予土線を攻略して松山まで。特急宇和海は松山止まりで岡山植民地外なのでグリーン席なし。
朝食は前日酒といっしょに買っておいたコンビニ飯。

0919 くろしお窪川

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0920 JR窪川

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土佐くろしお鉄道宿毛線中村線 宿毛窪川行 普通 0715宿毛窪川0917
乗車時間2時間だけど、中村で30分ほど待ち時間があるので実質1時間半。途中でループ線を通ったけど、ぜんぶトンネルなので「あーこれたぶんループ線の中だなあ」と思ったくらいだった。予土線から見える分岐点の方が見応えある。
土讃線に直通しない窪川止まりのくろしお鉄道はホームと駅舎がJRとは別になっていて、いったん外に出ることになる。

0922 ホビートレイン

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0937 料金表

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予土線で乗るのはこの車両。新幹線を模した海洋堂ホビートレイン。料金表がしゃれている。
これねえ、ロングシートなんですわ。それとトイレなし。2時間半をロングシート移動…きついっす。車窓も見にくいし写真撮れないし、苦行だわあ。同業者ばっかり乗ってるし。後ろばっかり見て首が疲れるし。
四万十川に沿って走り、何度も川を渡る景勝路線なのに写真が撮れない〜くやしい〜傍若無人に立ち上がってパシャパシャやるほど、ヲタクとして振り切れてないわけ。

1038 江川崎駅

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1040 四万十川チラ見え

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1113 吉野生駅

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それでも江川崎で20分、吉野生で10分の待ち時間があるので、かなり助かる。
途中の半家駅で下りた人が数人いて、どうするんだろうと思っていたら、江川崎でトロッコ列車とすれ違ったので、それに乗って引き返すんだろう。
「ハゲに下りてみた」企画だな。楽しそう。

1216 宇和島

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土佐くろしお鉄道中村線・JR予土線予讃線 窪川宇和島行 普通 0940窪川宇和島1215
7時15分、宿毛を出てからすでに5時間。さすがに疲れてきたが、なんとか宇和島まで到着。南国だ!

1226 井戸丸石垣

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1227 井戸丸跡

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1230 三の門、二の門跡

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宇和島城を見学。幕末四賢侯伊達宗城の城。宇和島伊達氏は仙台伊達氏の分家で、伊達政宗の長男が初代藩主。
福井城を見ておけば幕末四賢侯の城制覇だったなあ。
桑折武家長屋門はそのまんま、桑折さんちの門。現存移築物。桑折氏も伊達氏の連枝。
あと石垣も現存物。

1231 天守

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1234 天守1階

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1234 天守2階

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1235 天守3階

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1235 北西方向@天守

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1235 南西方向@天守

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1236 南東方向@天守

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1236 北東方向@天守

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現存天守重要文化財。入城料200円と、お求めやすいお値段となっております。
むかしは城の周囲まで海で、水城だったらしいが今は埋め立てられて内陸にある。宇和島港と曲輪の構造が見える景色がいいですな。あと北東方向手前の山上、左側にある白くひらべったく見える建造物は闘牛場らしい。
駅とは反対側に現存「上り立ち門」があるらしいのだが、鯛めしを食いたかったので鯛めしを優先してしまいましたw 裏ミッションとして「宇和島鯛めし松山鯛めし食べ比べ」というのがあるので。それ大事!

1256 かどや

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駅から徒歩数分の位置にある、こちらが宇和島鯛めしを食わせる店。松山にも支店があるのだが、「宇和島」鯛めしですから。そりゃあ宇和島で食った方が、ありがたみがあるってもんです。
この店、かなり広いようで、おそらく2階や3階が座敷席になっている。1階にはカウンターとテーブル席。宴会にも対応できる郷土料理の店、というところだろうか。夜は混むこともあるみたいだが、昼ならまず大丈夫かと。
地の魚や、じゃこ天などのメニューで飲むのもいいが、昼はやはり宇和島鯛めしの一択かと。
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鯛の刺身と、生卵が入ったタレが出てくるのだが、これをどうやって食うかというと、こうなわけです。一目瞭然ですね。まずいわけがない。
鯛が歯ごたえあってぷりぷり。ダシがきいたタレと生卵が絶妙なバランス。TKGのようにたまごが前面に出ていない。たまごの役割は、ダシにコクをあたえる脇役。
もともとは、漁師がめんどくせえからメシにぶっかけて食ってた料理らしい。出自は荒々しいのに、洗練された味わい。ほかでは見ることがないスタイルだし、伊予に旅行の際にはぜひ食ってみるといいと思います。うまかった。

つづく。