uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

積丹ツーリング

0700 自宅発

6月。うに漁解禁の季節。うに食いにいこう。

0730 亀十パン


あれ?7時に家を出て7時半に小樽にいるって…?うーむまた高速に乗ってしまった。出発が予定より1時間遅かったからだ。いかんなあ、ほんといかん。ETCがあるとちょっとしたことで高速を使ってしまう。
まあいいや、とりあえず朝食だ。朝4時から営業している、小樽の地元密着パン屋。トングで取って会計して…という今のやり方ではなく、ショーケースに並んでいるパンを「これちょうだい」と指名する、昔ながらのスタイル。味のよさと具沢山なボリュームが売りで、小樽市民に愛される店。
分厚く切った食パンにクリームがはさまった「厚切りクリーム」というのが看板メニューであるが、当方甘いパンはあまり好きではないので焼きそばパンにしてみた。

どうですか、この焼きそばのボリューム。たぶんパンと焼きそばの部分が1:1くらいの比率。ほんと具沢山ですなあ。一見食べにくそうではあるが、パンがもっちりやわらかく、ぱくりと大口開けて食らいついても焼きそばがこぼれおちない。いやあ、このパンもやわらかくてうまいなあ。
朝4時から営業というのもいいですな。早朝から移動するとき朝食を調達するのにちょうどいい。こちら方面に来るときは毛無峠を経由することが多いけど、5号線を走るときはここを使うことにしよう。

0837 黄金岬入口


サブイベントは「岬めぐり」。第1岬、積丹黄金岬。たいそう景色がよいらしいが、ここははじめて来た。
ふむふむなるほど、目の前にある岩に登れってことね。

0843 黄金岬展望台


5分ほどで岬の先に到達。周囲は樹木に覆われているが、展望台がある。

0843 黄金岬




うわー、なんだこりゃ。海がすげえ青い。こ、これが晴天の日の積丹ブルーってやつか…
これはちょっと北海道の景色じゃないですな。南国っぽい。写真だけ見せて「沖縄に行ってきた」とホラ吹いても疑われないに違いない。
うーむ、いい景色だとは聞いていたがこれほどとは…まったく観光地化されていないのもいい。おすすめスポット。
※ただし晴れた日に限る

0910 お食事処みさき


次は積丹岬に行く予定だったが、出発が遅れたのでメシを先にすます。9時開店の有名店。ところが店に来てみると、今日は9時45分開店だとか…うーむ。まあしかし、どちらにしろ9時に到着する以外の選択肢はなかった。ここ本当に有名で、まあ間違いなく混む。開店時間ぴったりを目指して到着したが、すでに4組10名ほどの先客。1日15食限定のメニューを注文する予定なので、これ以上遅く着くわけにはいかない。そのとおり、これ以降も客が続々到着し、最終的には30人ほどの行列になっていた。



名前と人数を書いて待つ方式なので、記入した後は周辺をぶらぶら。となりにある積丹神社や、目の前にある日司漁港などをながめて過ごす。ちなみに日司は「ひづか」と読む。
宣言どおりに9時45分開店。半セルフ方式で、オーダーは店員が取り、店員が運んでくるが、水は自分で汲み、食器を下げる必要がある。
注文はもちろん赤ばふん生うに丼。15食限定。バフンうに丼ですな。バフンうにはこの時期にしかとれないものなので、ちょっと張り込んでも食っておきたい一品。三色丼とか海鮮丼とか注文している人いたけど、それに乗ってるのはムラサキっすよー。いま価値があるのはバフンですよー。メニューに赤うにと記載がないものは基本ムラサキのようだ。わりといやらしいやり方。

味はもう、バフンうにの味です。完全無添加。すごくあまい。まあこの量を食ってると終盤飽きがくるのは否めないが(笑)、逆に飽きてくるほどうにが食えるという贅沢。いやあ、堪能した。
ただまあこの店、客あしらいはお世辞にもよいとは言えないですな。北海道の地方の有名店にありがちだが、雑で、居丈高にも思える言葉遣い。メニューの扱いひとつ見てもそうだけど、客を喜ばせようという配慮は足りてないような気がします。それほど安くもないしね。

1023 島武意トンネル


メシ食ったので積丹岬まで戻る。というか積丹岬は行ったことあるし岬というより軽いトレッキングコースなのでスルー。島武意海岸が目当て。海岸へは人道トンネルを越えていく。

1024 島武意海岸


トンネルを抜けるとそこは絶景だった。うわーやっぱりきれいだねえ、積丹の海。

1029 海岸から



海岸へは急坂を下りていく。下り5分登り10分といったところだが、かなりの傾斜で、普段運動しない人にはきつい道だと思う。ひーひー言いながら登ってくるおっさんもいたw
正直、上から見たほうが見ごたえがある。わざわざ下りてこなくてもいいかも。

1106 神威岬 女人禁制の門


つぎの岬はご存知神威岬。北海道の岬といえば襟裳、納沙布、知床、宗谷のつぎくらいに有名だろう。天気がよければここも絶景なのだが…あれあれ、雲行きがおかしいぞ?

1107 神威岬 チャレンカの道

1117 神威岬 先端

1118 神威岩



この岬は尾根が海に落ち込む地形になっている。先端部まで続く道を歩いて神威岩まで到達…したとたんに雨が降り出した!急いで駐車場まで戻る。降雨レーダーを確認、待てばやみそうだったのでしばらく売店の軒を借りて雨宿り。
天気がよかったのは積丹岬までで、ここからずっと雨雲との追いかけっこになる。レインウェア着込むかどうしようか迷うような雨が、降ったりやんだり、非常にうっとおしかった。どうも今年は雨に祟られることが多いなあ。

1206 道の駅オスコイ!かもえない



雨のすきまを縫って神恵内村の道の駅まで移動。いちごミック スソフトを消化。

1243 とまりん


サブイベントその2として、泊原発を見に行くというのを考えていた。もちろん中に入れるわけはないので、外からだ。北海道電力の「とまりん館」という広報施設があるので、そこから見えるんじゃないかと思ってたら…ぜんぜん見えないでやんの。こりゃ対岸の岩内からの方がよく見えるなあ。しっぱい。

1245 とまりん館 立派なホール

1247 とまりん館 地域情報展示

1247 とまりん館 2階から1階エントランス部を見 下ろす

1248 とまりん館 情報コーナー


まあ来たものはしょうがないから見学していく。2階にはホールとか地域情報の展示コーナーがあった。
この施設、温水プールも併設していて無料で利用可。泊村の村民たちがよく利用するとか。ちなみに泊村、ふるさと納税額ランキングぶっちぎりの最下位。というか毎年ゼロ。理由は…必要ないからだろうさ笑

1251 とまりん原発みえねえ!


4階展望ホールまで登ってみたが、見えないもんは見えない。

1300 とまりん館 科学展示

1300 とまりん原子力情報展示コーナーへ


青少年科学館のような科学展示コーナーの奥に、原子力情報展示コーナーがある。

1301 とまりん館 タービン模型

1302 とまりん館 5重の壁

1302 とまりん館 原子炉模型

1303 とまりん館 蒸気発生器模型

1303 とまりん館 制御室模型

1304 とまりん館 使用済み燃料棒模型


こんな感じ。まあそれほど興味をひく内容ではなかった。

1420 柿崎商店


まだだいぶ早いけど本日3食め。平日の昼下がり、あの柿崎商店もさすがに行列はないだろうと思い、寄ってみることにした。ここいつも大行列で行けた試しないのよね…並ぶの嫌いなので、あれ見ただけでうへぇ、となる。
目論見どおり行列はできてなかったし、店内も7割ほどの客入りですんなり座れた。それでもひっきりなしに客が来るのは、さすが柿崎半端ねえ。
海鮮丼が有名で、ほとんどの客が丼ものを頼む。実際に割安な価格なのだが、ここの名物はほっけ定食なのだ。この時点で710円だが、昔はこれが500円以下で食えたらしい。店が有名になるほどに、ぐんぐん値上がりしていったとか。古い客のなかには、そのために批判的な意見を持つ人もいる。まあでも、この価格でもまだ安いほう。地方の観光食堂に行くと、同じような内容で1000円超えたりするからね。まあそんな店は二度と行かないが。

北海道産のおおぶりなホッケは観光客が見たらびっくりするだろうが、こちとらネイティブである。いつも見るサイズ。メシの量が多くて満腹になるのはよかったな。確かにこれが500円程度ならびっくりだけど、700円台ならわざわざ並ぶほどもないな…というのが感想。海鮮を食ってみたらもう少し違う印象だったかもしれない。

1630 自宅着

帰りはおとなしく下道を走る。札幌に入ったらとたんに晴れた。どうなってんだ。俺が行く方向に雨が降る。


イカくさいにゃ」
この土曜日は雨でして。暇なのでメシ作ってました。ちょっと舐めてみますか?
「…プイッ」
ご主人は人間の食べ物にあまり興味示さないですな。

まとめ


265.3km


交通費 990 +ガソリン代(推定8リッター)
ソフト 250
食費 227+3950+710

合計費用 \6,127- +ガソリン代(推定900)