uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

余市で昼飯

要旨

最近運動時に疲れやすい原因として、平日の摂取カロリー絞りすぎ疑惑が浮上。週末に暴食する帳尻あわせとして平日はほとんど食わないのである。波はあるが平日5日の合計でだいたい7000kcal前後、1日平均1400kcalしかとっていない。ヘタすると1000kcalを切る日もある。これでは体内のグリコゲンも枯渇するだろうというわけだ。
そこでこの1週間、意識的に増量し、1日平均1700kcalとしてみた。さらに前日、大盛りスパゲッティの店で外食しカーボローディング。
この状態で体の調子はどうだ?実験しに行こう。

計画

アップダウンのある道を選ぶ。とすると小樽方面が最適だが、小樽往復では70kmにしかならないのでちょっと距離が短い。朝里峠から定山渓に抜けるとちょうど100kmくらいだが、その峠は厳しいぞ…9%勾配なんて登れるかバカヤロウ。
というわけで小樽から足を伸ばして余市まで往復してみる。片道60kmだしなんとかなるだろう。

行程

0900 自宅発

前日は午前中かなりの雨、午後からうそのように快晴。この日は1日通して曇り、ときどきうすい雲から太陽がのぞく状態。翌日から天気がくずれ、平日はずっとぐずりがちな予報。
要するに空気が湿っぽくて蒸し暑いわけです。気温はそれほどでもないのに汗がダラダラ出てくる。

0938 いきなりパンク!


吉野家で朝食を食おうと思っていたら、経路上にある店舗がまさかの閉店。最近改装したはずなのになあ、あれはテコ入れだったのか。
かわりに朝食が食える店を探しながら手稲付近を走っていると、異変に気がついた。曲がろうとして重心を傾けると、ずるっと横滑りする感覚がある。あっ…これはもしや…
あわてて降りてチェックしてみると、うわぁ、やっぱり。わかりにくいけど、後輪がパンクしております。幸先が悪い。

1029 修理完了!


近くにあったスーパーまで押して行き、軍手を購入。修理キットはあるが軍手は持っていなかった。前輪なら軍手なしでもなんとかなるけど、後輪はチェーンに触らざるを得ないので手がひどいことになる。パンクしたのが街中でよかった。というか軍手も用意しておかなければダメだな。ひとつ学習した。
ついでにスーパーでパンを買って朝食とし、腹ごしらえしたあとに修理完了。携帯ポンプなので空気圧がイマイチだが、今日1日なら問題なかろう。合計50分のロス。

1151 小樽港


ひと山越えて小樽にIN。体調によっては小樽折り返しも視野だったが、快調である。予定通り余市へ向かう。

1315 道の駅 スペース・アップルよいち


さらにひと山越えて余市へ到着。標高差は小樽余市間のほうが低いけど、一気に登り一気に下るぶん札幌小樽間よりきついかも。塩谷を過ぎてからは大きな高低差はなくなるが、せまい片側1車線になり道路状況が格段に悪くなる。命の危険すら感じるレベル。

今回の折り返し地点である道の駅でリンゴアイスを摂取。ソフトクリームではなく自家製ジェラートです。うまし。
さて昼食なのだが、柿崎に行ってみたら店外まですごい行列。まあ観光客向けの有名店だから混んでいるだろうとは思っていたが、なんじゃこりゃ。1時間は待つぞ、これ。正直柿崎なめてた…こんな行列になっているとは想像外。昼時に余市を通ることなんてないので、温度感を見誤った。つーか並んでまで食うレベルの店でもあるまいに…
余市だと柿崎かガーデンハウスくらいしか思いつかない。一応ガーデンハウスの前も通ってみたが、中休みに入ったようだ。そのまま帰途につく。

1420 鶴亀温泉 鶴亀弁当(洋)


とはいえカロリー補給しなければ小樽までもたないと思われ。海岸沿いに日帰り・宿泊をやっている温泉施設があるので、食事のみ利用で寄ってみた。温泉としての評判はあまり聞かない。海沿いにあるのに海がよく見えないらしい。建て替えてから年数がたっていないらしく、こぎれいな施設だ。
ここの弁当がなかなかうまいとは聞いたことがある。値段を見るとちょうど千円。お高めだが、千円ぽっきりでお釣りが出ないのはいいよね、小銭をしまう手間がない。というわけで券売機をポチる。

和風と洋風を選べるが、なんとなく洋を選択。豪勢な内容だ。サーモンマリネ、豚角煮、八幡巻き、カニ肉のベーコン巻き、鶏肉の焼き物、エビフライ。メインはビーフステーキ。さらに味噌汁と水菓子がつく。ステーキが非常にやわらかく、うまかった。これで千円なら安いんじゃなかろうか。あまり期待していなかっただけに、かなり満足。

1441 フゴッペ(←なぜか変換できない)岬


険しい岩場と砂浜が交互にあらわれる海岸線を通っていく。上りは山側だが下りは海側を走るので、景色を堪能しながら進む。

1447 忍路トンネル

1451 忍路海岸


狭いトンネルが連続している区間に入る。海側にのみ歩道がついているので下りは比較的安全だが、歩道も狭い。危険きわまりない。上りでは車道を走らざるを得ず、至近距離を抜き去っていく車と排ガスで死ぬかと思った。
フルーツ街道を走ればこの危険なトンネルを走らなくてすむのだが、アップダウンが連続しているのと、遠回りになるので避けた。フルーツ街道は5号線をバイパスする抜け道なので、それなりに車のペースが速いというのもある。

1501 塩谷海岸


トンネル地帯を抜けると片側2車線に変わり、ひと安心する。だが、ここからオタモイまできつい登り坂が待っている。海岸の砂浜を眺めながらしばし休憩。ファミリーがバーベキューに興じている。多少けむたい。

1530 毎度おなじみ小樽運河


ガッカリ名所小樽運河のようす。そろそろ観光シーズンなのでそれなりに賑わっている。
小樽まで来れば勝手知ったる道のり。あと35km。一気に坂を登れば快走の下りから平地移動になる。体調に異常なし。

1800 自宅着


「にゅっ」
胸のモフ毛から手がはみだしてますよ。そういえば御主人、ちゃんとした香箱組んだことないですね。いつも片手が出てます。

まとめ


走行距離 117.49km
累積標高 1149m
走行時間 05:25:27
所要時間 09:03:15


食費 1000
飲物等 125+126+110
ソフト 300
その他 198

合計費用 \1,859-

反省点

・すこぶる快調。終盤さすがに乳酸が溜まってきたが、バテて動けないということはなし。
・アベレージも21.6km/h出た。クロスバイクでこの距離と累積標高なら、まあまあこんな数字だろう。
・結論。摂取カロリー絞りすぎです。計画的に炭水化物をとりましょう。

感想等

・柿崎の行列ワロタ。
・あの長さの列、しかも回転悪そうなのによく並ぶよなあ。理解できん。