uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

世にも奇妙なラーメン店

要旨

100km走るよ。

計画

一部で有名な岩見沢のラーメン店を訪問。新篠津に抜け、あいの里経由で帰るとちょうど100kmくらいだと思われる。

行程

0900 自宅発

またしてもピーカンでございます。春先からGWまでの天候不順を取り戻すかのような晴天続き。ありがたや、ありがたや。この調子で週末だけ晴れていただきたい。
自宅で朝食を食わなかったので、軽く朝食をとっていく。経路上にある選択肢は山岡家で朝ラー、半田屋、みよしので朝定、マックでマフィン。昼にラーメンを食うので山岡家は却下、マックは妙に消化が悪いのでパス。半田屋とみよしのの一騎討ちだが、結局半田屋が勝利。昨日も別の店舗に行った気がするが。

0942 豊平川雁来大橋

0954 厚別川@角山橋

1015 千歳川石狩川合流点@新江別橋

1025 夕張川@江別大橋


今回は石狩平野を突っ切っていく行程なのである。石狩川雄大な流れが作った、だだっぴろい平野。埼玉県とほぼ同じ広さ。石狩川の支流を何度も渡りながら北上する。

1128 らい久 緑が丘店


追い風にのって早々に岩見沢に到着。開店の1130を回るかと思っていたけど、20分前に着いた。アベレージ25km/h出てるよ!自分的には大事件です。30km/hで巡航してたからなあ。追い風すげえ。
再訪だが、前回来たのは数年前。ものすごく変な店があるという噂を聞いて、興味津々で訪問してみたら本当に噂どおりで笑った記憶がある。市内中心部から少々ひっこんだ位置にあり、駒大岩見沢の前というざっくりした記憶しかなかったのだが、迷うことなく到着した。
店舗外観は上の写真のとおり。うそみたいだろ、開いてるんだぜ、これ…人気店なので開店前から待っている人がいるのだが、勝手知ったる常連は、時間になったら暖簾を待たずにとっとと入っていくのだ。そういうシステム。開店時間をかなり過ぎて、席が埋まりかけたころにようやく暖簾が出る。なので、暖簾がかかってなくても時間になったら入っていったほうがいいです。特に週末は混むので。
まあ最初からそんな調子なので推して知るべしなのだが、この店はホント特殊。噂になるだけはある。なぜ特殊かというと、すべては店主のキャラクターにある。無愛想にもほどがあるのだ。ここでこの店のシステムを紹介しよう。

1. 店に入る。店主は何も言わないが気にしない。カウンターだけなので適当に着席する。
2. 壁のメニューを見て注文する品を決める。
3. オーダーを告げる。店主と目が合ったらOKだ。店主は何も言わないが、それでオーダーは通っている。
4. 大盛り野菜をやっつける。
5. 「ごちそうさま」と言いつつ、勘定をカウンターに置く。店主は何も言わないが気にしない。
6. お釣りが必要な場合は、カウンターに小銭がいっぱい置いてあるので勝手に必要なぶん取って行く

どんだけ客と会話したくないんだって話だ。笑うわー

野菜ラーメン・みそを注文。ごらんのとおりのマウンテン。これがこの店の、もうひとつの話題性。琴似の「ふくべ」にひけをとらない、もやしの盛り具合。このもやし、ゆであげたものを圧縮してあるので、ほぐすと増量する。見た目よりボリュームがあるので注意。圧縮してあるぶん、天地返しも難しい。なお、大量野菜が乗らないメニューも揃っております。
いろんな意味で強烈な店なのだが、じつは味もいいのである。ピリ辛スープは大量のもやしと相性がよく、最後までおいしくいただける。火が通っているので水っぽくもない。麺は高加水ちぢれ。大きな薄切りチャーシューが2枚入っているが、チャーシュー抜きだと50円引き。
これで600円は相当安いと思う。ただし接客は低く評価せざるを得ないのが惜しいところ。「そういう店」だというのを割り引いても、客観的に見てこれは標準点つけられないわ。自分的にはまったくオッケーだし、気にするような人が来るべき店ではないけど。

1201 あやめ公園


近くにあるあやめ公園に寄ってみる。まだ咲いてなかった。花は6月中旬以降らしい。前回らい久に来たときもここを訪問し、そのときはちょうど満開だった。

1250 石狩川@たっぷ大橋

1259 道の駅しんしのつ


石狩川を渡り、新篠津へ。行きは追い風だった強風が、向かい風に変わる。こ、これはきつい…そりゃ早く着いたはずだ。この強風が後ろから吹いてたんなら。
新篠津の道の駅で長めの休憩。後半にこの風はつらい。かなりやられてきた。

1356 地平線いっぱいに続く畑


この位置で力尽きる。風向きがド向かいで、さえぎるもののないこの周辺は、強風がそのまま吹きつけてくる。必死で踏んでも15km/hほどしか出ない。あいの里経由はやめ。275号で帰ることにした。
275の新石狩大橋は道幅が狭く、かつ路側帯ほぼなし、歩道もなし。交通量があって大型も多いので非常に危険な橋。石狩大橋からいったん337に出て275に合流しようかと思ったが、道がうろ覚えのため結局新石狩大橋を渡るはめになってしまった。車が切れるのを見計らって全速力で駆け抜けようとしたが、まったく届かず。近距離をびゅんびゅん抜かれて怖いのなんの…
しかしなぜ歩道がないんだ。誰が設計した。アホか。新石狩大橋を渡りたくないから、当別方面に出るときは毎回あいの里経由を強いられている。

1459 豊平川雁来大橋


さんざん風に苦しめられながら、最後に豊平川を渡る。ここまで来れば生活圏内。いやあ、ひどい風だった…

1530 自宅着


「…じっ…」
ご…御主人…やめてくださいよ、その何もない一点を見つめる行動は。なんで夏になるとそのモードが発現するんですか。
「気にしないほうがいいのにゃ」
む、虫ですよね、はははh

まとめ


走行距離 94.19km
走行時間 04:20:34
累積標高 130m

食費 600
飲物等 130+120+110+110

合計費用 \1,070-

反省点

・次の日にかなりの疲労が残った。やっぱり体力不足。
・摂取カロリー絞りすぎ疑惑。暴食の帳尻合わせるために平日はかなり絞ってるからな。通常人の半分も食ってない。
・もう少しカロリー量を増やさないといかん。高タンパク低脂肪でコントロールしやすい食品を考えねば。
・つーか減量中のボクサーでもあるまいにw

感想等

・7メートルの風だったらしい。体感的にはもっと強かった。防風林も何もない平原だからまともにくらうので厳しい。
・田園地帯を追い風で走りたかった。12号は向かい風でもいいや。あの道つまらないから。