uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

屋久島トレッキング・九州2城 その3

1410 ヤクスギランド


縄文杉への登山道、荒川登山口への分岐を過ぎてまっすぐ行くと紀元杉という古木がある。車でアクセスできる唯一の屋久杉。
そこへ向かっていたのだが、1車線しかないワインディングのきつい登り坂が急に開けて駐車スペースが広がり、さらに対向車まで来たものだから、うっかりエンストしてしまった。まずい!と思って緊急退避で駐車スペースに入ろうとしたら係員が「バイクはそっちじゃない、向こう、向こう」と誘導するものだから、成り行きでちょっと休憩。
ここにも軽いトレッキングコースがあるが、今回の予定には組み込んでいない。売店をひやかすなどして退散。

1436 紀元杉



樹齢3000年。縄文時代じゃん!
ここまで車の乗り入れができるのだが、離合できない道路をバンバン観光バスが走ってくる。この世で一番運転がうまいのは鎌倉の路線バス運転手だと思っていたが、秘境バス運転手もひけをとらないかも。
でかいバスが到着しては、団体客を吐き出し、または積み込んで折り返していく。いやあ、厄介だ。

1537 千尋の滝


名瀑千尋の滝。
地肌はすべて花崗岩屋久島は花崗岩の島(どこかのガイドの話が耳に入ってきたことの受け売り)。
たいそう勇壮な景色で、見ごたえがあった。

1604 平内海中温泉


干潮時のみ入浴可能という野湯。潮が満ちると海中に没するらしい。ちょうど入浴可能で、ぜひ入ってみたかったが残念ながらタイムアップ。もう一直線に走らないと返却時間までに一周できない時間だ。紀元杉までの時間を甘く見積もりすぎた。
栗生のタイドプールでなんらかの生物を捕獲したり、栗生橋の上で「それ栗生んじゃね?」とかやりたかったのだが。

1629 ヤクザル(ピンボケ)

1638 ヤクシカ


屋久島西部、栗生〜永田間は舗装林道になっている。ここがまあ、出るわ出るわ。ヤクシマザルは3回、ヤクシカにいたっては数え切れないほど出てきた。どちらもそれほど人をおそれず、かなり近くまで接近できる。
動物を見たかったら西部林道。たぶん確実に見ることができる。道が険しいので覚悟は必要だけど。
サルもシカも本土のものより小柄でかわいらしい。

1743 宿泊部屋


時間内に一周を終えて宿泊部屋へ。ここで3泊過ごします。
洋室ツインの一人使用。和室もあるはずで、どちらかというと和室のほうが好みだが、ベッドのほうが筋肉痛にやさしい(立ち上がるのがラク笑)ので結果的によかったかも笑
トイレ・洗面所は共同。行動中の水はすべて洗面所で汲んだ水道水だったが、非常においしい水だった。さすが屋久島の水。
水場の水を問題なく利用できる、なんなら川の水を飲んでも大丈夫なはずだけど、担いでいった。北海道民は生水は絶対に飲むな(エキノコックス感染リスク)と子供のころから言い聞かされて育っているので、どうしても抵抗がある。

1810 寺田屋


宿は素泊まり3泊で予約、チェックイン時に夕食2・朝食1を追加し、翌日の登山弁当をオーダー。本日夕食は外食。
当たりをつけておいた店に向かうと定休日だったので、その周囲を見渡すと焼肉屋と洋食屋が目に入った。「屋久島まできて海鮮食わないの?」とは思ったが、洋食屋へGO。翌日にトレッキングを控えて焼肉はちょっと…と、探せば寿司屋とかあるだろうけど入ったら絶対飲んじゃう→翌日腹下すかも、という判断。
メニューはハンバーガー、サンドイッチ、ハンバーグなど。バーガー類はテイクアウトもできるようだ。名物はトビウオのすり身を揚げた「ツケアゲバーガー」というものらしい。
ツケアゲバーガーにものすごく惹かれたが、日本人はコメ食わないとさあ。力が出ないじゃん。チーズタルタルハンバーグを注文した。通常サイズでハンバーグ150g、これはワンサイズ大きい210g。

名前のとおり、ハンバーグにタルタルソースとチーズが載ったもの。ハンバーグはやわらかめで肉汁も出ている。
フライドポテトが冷凍を揚げただけっぽいのが残念だったくらいかな。うまかった。たぶん絵面から想像するとおりの、わかりやすいうまさ。
値段はちょっとお高めだけど、洋食屋価格と思えば許容範囲か。バーガー、サンドイッチ類は低価格だしね。


走行ルート


2日め
交通費 1380+520+6000+663
宿泊費 (6000-1000)
食費 1200+600+700
飲物等 160
その他 400+1000

合計費用 \17,623-