uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

屋久島トレッキング・九州2城 その4

0535 登山弁当・朝食


まつばんだ交通バス 0401宮之浦港入口→屋久杉自然館0448 960円
屋久島交通 荒川登山バス 0500屋久杉自然館→荒川登山口0535
3時起床。登山ウェアに身を包み、4時のバスに乗る。乗客10人ほど。
屋久杉自然館で登山バスに乗り換え。前客50人くらいだろうか。ぎりぎり1便のバス補助席に座れた。
到着後、まずは腹ごしらえ。宿にオーダーしておけば出発までにフロントに置いてある登山弁当600円。直で店に取りにいけば500円くらいになるのかな。早朝時間帯を考えれば適正価格かと。おにぎりがデカくて脂分少なめ炭水化物豊富。エネルギー補給にぴったり。

0551 荒川登山口



朝食をとっていたぶん、ほかの乗客はすでに出発済み。満を持して登山口を出発。
ほとんどのパーティーはガイドつきのツアーのようだ。おかげで、通りすがりに聞こえてきただけで様々な情報が耳に入ってきた笑
あとで累積標高を見てびっくりしたのだが、このコースかなりキツい。中級クラスの体力が必要。いろいろなコンディションの判断を委ねるにはガイドを頼むのが正解だと思う。特に雨が降ったときは判断がむずかしくなるらしい。

0557 トロッコ道を片道8km


中盤までこのようなトロッコ道を歩く。片道8km2時間の道のり。
行きはもの珍しくて飽きないが、帰りはうんざりしてくる。体力に自身がある方は白谷雲水峡へ縦走したほうがいいと思う。

0611 柵のない橋も


ガイドと外人が橋の真ん中で停滞して進めなかったので撮影してみました。
ガイドはなにかやろうとする前に後方確認しろ。あと柵のない橋の真ん中で追い越させようとすんな。客の接待 > 他人の迷惑か。

0627 川に転がる花崗岩



などとガイドに悪態をついておりますが、これが花崗岩だというのと屋久島は花崗岩の島だという情報は、ほかのガイドが話していたことをすれ違いに聞いて知りました。「へえー」などと思いながら笑

0628 小杉谷小中学校跡

0629 小杉谷集落跡


このあたりはむかし、林業集落があったらしい。いまは休憩所となっている。

0640 朝日さす


朝日が高くなり、山あいにも陽がさしてきた。人間、陽光にあたると自然と気が晴れやかになる。山歩きが俄然楽しくなってくる。
ロッコ道は安房川に沿ってのびているのだが、このあたり川の色がエメラルドグリーンに輝いて非常に美しい。ただ、肉眼では確認できるが、木々にさえぎられて写真にすると伝わらないと思われるので撮影は断念した。

0656 三代杉

0657 空洞


ロッコ道わきにある屋久杉。
切り株から芽が出ている光景は、まれによく見るが、それが三代にわたって繰り返されたもの。
根に近い部分が空洞になるのは、腐らせることで栄養分を先端に送り出すためらしい。

0707 分岐しているトロッコ


ロッコ道は小杉谷集落手前の橋で分岐しているが、ここから見えるトロッコ橋の方は、現役で使われている。
島に電力を供給している屋久島電工が、水力発電所のメンテナンスなどに使用しているらしい。
電力はほぼ100%水力発電でまかなわれているとか。さすが「1か月に35日雨が降る」といわれる屋久島だ。
こんな快晴が続くなんてことは基本的にないんだろう。今年の運をすでに使い切った感。

0743 翁岳


道から見える翁岳。
花崗岩は方状節理といって四角く崩れる性質があるので、こんな岩塔ができたりする。

0747 大株歩道入口


着いた!所用時間的に中間地点。
ここまではやや登っている程度のトロッコ道、この先はガチの登山道。じっくり休憩して足を休めておく。


つづく。