uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

最難関2題・Part1 幌尻岳 その1

1400 札幌発

現在、わたくしの旅のテーマには大きな2題がございます。
ひとつは100名城。これは数年内には達成する見込み。
もうひとつは100名山。こちらの達成は1か月レベルの放浪の旅にでも出ないと無理だと思っている。
で、このどちらにも「最難関」と呼ばれる場所がありまして。それらを制覇しようというのが本年9月のミッションであります。
まずは100名山最難関の幌尻岳ですが、ここは本当に危険で、死者もたびたび出ている。その多くは渡渉中の事故。初歩レベルの沢登りの知識と経験が必要。さすがに単独は無理なので、ガイドツアーに参加しました。協調性ゼロ人間がツアーかよwww と俺内で大変な葛藤がございましたが、命には代えられまい。
渡渉のためにストックも購入し、万全の体制でございます。

1631 宿泊部屋

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1701 宿泊先

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1704 夕食

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日高の道の駅正面にある宿で前泊。
3泊4日の行程のうち、移動するのはたった5時間。ほぼ駐車場にとめているだけのためにカーシェアやレンタカーを調達するのがばかばかしかったので、2輪で来ております。48リッターザックが多少はみだし気味だったが、法規内だろう、たぶんきっと。
夕食は道の駅近辺の飲食店で、と思っていたが、平日の田舎の飲食店は本当にやる気がない。セコマのホットシェフですませた。

0427 朝食

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2日めは林道と沢を詰めて幌尻山荘に至るまで。
4時起床、夕食といっしょに買っておいたセコマの弁当で朝食。6時出発。

0702 とよぬか山荘

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0742 シャトルバス

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およそ1時間でとよぬか山荘に到着。廃校になった小中学校を利用した施設で、ここに宿泊することも可能。夕食のジンギスカンが名物だとか。
ここでツアーに合流し、シャトルバスで第2ゲートまで移動する。ガイド1名、参加者3名。おばはん2名が顔見知りらしく、勝手に仲良くやらせておけばいいので、多少は気が楽だった。

0857 第2ゲート

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1036 滝

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1051 滝

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第2ゲートからは2時間半ほどの林道歩き。退屈極まる行程。
おばはん1名のマシンガントークに早くもうんざりしはじめる。ほんとムリ。でも命には代えられまい。

1119 取水施設

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1120 慰霊碑

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北電の取水施設を越えると、沢登りがはじまる。

1255 額平川

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この日は水量も低く、非常におだやか。夜から本降りの雨になる予報で、当然増水が予想されるが、山中2泊なので下山時には水量も落ち着く見込み。
水量が少なければ特になんてことはない。こわいのは増水したときで、行ける行けないの判断に、ある程度の経験が必要なのだろうと思われる。それと、渡渉点の見極めね。

1406 幌尻山荘

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1411 雑居房

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5時間ほどで幌尻山荘に達する。
夜から翌日にかけて雨予報なので、増水する前に下山するグループが多く、初日はガラガラだった。2泊めは普通にほぼ満員。ただし完全予約制なので、100%以上にはならない。
ビールのレギュラー缶が700円で売っており、いつもは山中では飲まないのだが、団体行動があまりにもストレスなので誘惑に負けた…2本/日で購入。
なお、トイレは比較的きれいです。アンモニア臭でむせるくらいで。一部はバイオトイレ

つづく。

1日め
交通費 310+2270
宿泊費 5000
食費 1150
飲物等 160
合計費用 \8,890-

2日め
食費 398
ガイド 64300
レンタル(ヘルメット) 1000
酒代 1400
合計費用 \67,098-