uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

カムイヌプリ(摩周岳)・西別岳登山 その1

要旨

久しぶりに全道的に連休好天。山行くぞ、山。
大雪の紅葉がそろそろ見頃らしいが、連休でたっぷり時間があるし、もう少し遠出したい。道東の山で考える。

計画

斜里岳かカムイヌプリを考えたが、豪雨が続いていてたので沢沿いを登る斜里岳は増水が見込まれ、厳しそう。
カムイヌプリと西別岳をプチ縦走することに決定。

行程

0700 自宅発

特に急がないので、高速利用は必要最低限。夕張から十勝清水までにとどめる。さすがに3連休初日、札幌新道は朝から渋滞だ。土曜日なので主に生活渋滞だと思われるが、そこに行楽車が加わってかなりの混みよう。平和通に入るまでにかなりの時間を消費した。遠回りにはなるが、野幌経由の方が断然早かったに違いない。

1043 道の駅しほろ温泉



274号をまっすぐ足寄まで出た方が近いのだが、めったに通らない道の駅を消化しておく。士幌から勇足を走る道道134号沿いにある士幌温泉。ここを目的地にしないかぎり、まず絶対に通らない。
温泉施設がメイン施設で、営業開始の11時まで売店等は開いているものの、やる気はまったく感じられない。ここに立ち寄る人はおそらく、温泉利用客かスタンプラリーをやっている人だけだろう。結局11時になっても売店無人だったので、ベルを押して呼び出しソフトを消化。ミニサイズなのはうれしい。どこもミニサイズやらないかな。フルサイズだと血糖値が上がりすぎて腹が減らなくなって困る。

1136 ウッディーベル


足寄で昼飯。巨大なハンバーガーを出すという、わりと最近知った店だ。値段もある程度するため、自分の安くてデカい食堂アンテナには今までひっかかってこなかったと思われる。ちょっと調べてみると、これが相当デカいらしい。この機会に1度食ってみんべえ、というわけだ。
道の駅あしょろ銀河ホール21からすぐの立地。駐車場南端の、はす向かい。道の駅利用のついでに立ち寄ってみるのもいいだろう。
外見からしアメリカンだが、店内もアメリカンだ。小物がディスプレイされていたりして雰囲気を出している。外にバイクがとまっていたが、たぶん店主もライダーじゃないかな。道外出身の人のようだし、バイク雑誌などが揃っていた。
12時近くの訪問ということで、テーブル席3席はすでに埋まっている。カウンターに座りオーダーを告げるが、そこからが長い長い。30分ほど待った。しっかり作っているので時間がかかるというのもあるだろうが、電話注文で取りにくる人が多い。あらかじめ電話予約しておいた方がいいかもしれない。

だいぶ待ってそろそろ眠気が出てきたころ、ブツが出てきた。十勝チーズベーコンエッグバーガーのアメリカンサイズだ。一目で眠気がぶっ飛んだ。でけえw
写真じゃ絶対に伝わらないが、相当な大きさだ。大人の手のひら2個分はあるね。体積的にはビックマック3個分…以上あるかも。面積も大きいが、高さもある。どうやって食うのこれ…あわててナイフとフォークを頼む。というか最初から出してくれw
まずはわしづかみにし、縦に潰しながらかぶりつく。限界まで大口あけて噛みついて、やっと縦に届くか届かないか。女性なら端からあきらめたほうがいい。約半分ほど食べたところで持ちづらくなってくるので、ナイフとフォークを使って切り分けて攻略。ナイフとフォークでハンバーガー食べるのは初体験w
味はかなりうまい。素材としていいものを使っているのだろう。ベーコンは厚切りで香ばしく、レタスはシャキシャキしたものが大量に入っている。チーズも存在感があり、ターンオーバーの目玉焼きはテッパンのうまさ。そしてピクルスの酸味が舌をリフレッシュさせる。他の具材がうまいのでパティの存在が若干目立たなかったかも。完食時には満腹ゾーンには入っていたが、バトルモードまでは突入していなかったのでパティ2枚のダブルにした方がよかったかも。余計食べづらくなるけどなw ちなみにパティはアメリカンサイズで1枚200円、その他具材も好みでいくらでも増量できる。
特筆したいのはバンズのうまさ。バターの風味と焼き上げた香ばしさ、そして小麦の香りがとてもいい。十勝産の小麦を使い、地元ベーカリーに特注しているのだとか。ハンバーガーはやっぱり、バンズの味がもっとも重要だなあ。
1420円はけして安い値段ではないが、このクオリティなら納得できる。とにかく素材のよさと、それらをうまく使うバランスのよさには唸らされた。非常にうまかった。高いけど。

1231 旧足寄駅復元施設


食後の腹ごなしをかねて周辺をうろうろ。今日はとにかく時間には余裕がある。
道の駅裏手に旧足寄駅を復元した建物があり、食堂と、足型工房という施設が入っている。地面にあるタイルには、この工房で取った足型が刻まれている。足寄名物といえばラワンぶきと松山千春、あとムネオだが、町名に由来する「足」をカントリーサインでもキャラ的に使っていたりなどする。足推しだ。

1328 阿寒バスセンター




ちょっと早いけど阿寒湖で風呂。ここにはちょっとおもしろい温泉がある。見てのとおり、どこからどう見てもバスターミナル。ここが実は、バス運転手などが利用する宿泊施設になっており、浴場が温泉なのである。一般の宿泊も(おそらく空いているときに限り)受け付けており、日帰り入浴もできるのだ。
まずバスの窓口で「日帰り入浴おねがいします」と告げる。ちょっとシュールな状況w 入浴料金500円を支払い、裏手まで案内してもらう。どう見ても事務所みたいな関係者以外立入禁止のドアを開け、中に入っていくと温泉入口がある。内部は内湯のみ。ちょうど無人だったので撮影。無色透明、若干のキシキシ感がある湯。どこからどう見ても100%掛け流し。あとで温泉分析書を確認すると、単純泉、無加水無加温消毒なしの源泉掛け流しだった。保健所シールもあり。
利用客はやはり長距離バス運転手が主らしい。後から入ってきた人たちは熱さを気にしていたので、日によって温度が違うのだろうと思う。この日は適温から少し熱めな程度だった。思いのほかいい湯で、かなり満足。

1619 ここをキャンプ地とする


弟子屈手前で睡魔に襲われたため、パーキングエリアに入って30分ほど仮眠。腹いっぱいで温泉入ったらそりゃ眠くなる。どうしたって眠い。
目が覚めてから屈斜路湖まで向かい、和琴半島の西岸にあるキャンプ場まで移動。屈斜路湖にはキャンプ場がたくさんあるので特に宿泊地を決めておらず、いちばん手近にある場所に飛び込んだ。
ファミリーとライダーが半々くらいだろう。チャリダーはいなかったな。もう季節的にいなくなる時期か。夏は終わったのだ。寂しいものだ。
宵っ張りのファミリーキャンパーからなるべく離れた位置、ライダーの間を選んで設営したら、隣のライダーグループが21時くらいまで話し込んでたというオチ。そんで21時過ぎたらガーガーいびきかいて寝てやがったからむかつくw

1722 本日のディナー


巨大バーガーのおかげで腹も減っていないので、軽くカップ麺で夕食。セイコマのPBだ。最近セイコマばっかり使ってる。道民にとってコンビニは結局セイコマに行き着く。トイレを借りるときだけはセブンイレブンを選ぶけどなw


つづく。