uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

肉喰らう旅・池田町を満喫? その2

1411 ワイン城



そして池田町と言えばワイン城。安田さんonちゃんがワインをガンガン飲んでた場所だ。
駅から徒歩10分との表示があり、要所要所に案内が建っているが、案内どおりに進むと絶対に10分じゃつかない。わりと早足の自分で15分ほどかかる。ワイン城自体は駅から見えるので、案内に従わず本能のまま、目視確認できる跨線歩道橋を渡れば、まさに10分ほど。

1415 地下貯蔵庫


ワイン城正面にある入口は飾り。その脇にある自動ドアを通ると地下貯蔵庫の見学コースに出る。樽が並んでるだけでなんてことはない。樽も本物か不明。気温が高すぎる気がするので、これも飾りかも。

1416 乱暴な試飲コーナーwww


見学コースを抜けて1階に出ると売店が並んでいるコーナーに出るはずなのだが…まさかの休業中。そして売店の奥にあるはずの試飲コーナーはこの状態wwwww ワロタwww 荒々しすぎだろw 草生やすなってほうがムリwwwww
後で調べたところ、売店は27日から、レストランは24日から休業らしいんですな。その情報がFC2の公式ブログに乗っていて、過去記事として流されていた。そういう情報はトップに出しとけっつーの。まあ休業期間をちゃんと調べなかった自分も悪いけど。
本当はレストランでワインをしこたま飲む予定だったけど、試飲で勘弁してやらあ。通常売店では試飲1杯まで無料、700円で3杯のはずだけど、この乱暴な試飲コーナーには「何杯まで」という注意がなかったので、グラスにして2〜3杯ぶんくらいは飲んでやった。そのくらいの権利あるだろw

1429 サイン入りボトル・1

1429 サイン入りボトル・2


腹いせにぐびぐびワインを飲みながら周辺をうろちょろする。サインボトルが多数ショーケースに入っていたので撮影。雑多な有名人の名前がある。道内で著名なのはミスター、中村勝、稲田あたり。稲田はいまSTVの解説者らしいがHBCラジオっ子の自分は今シーズン姿を見たことがなければ声を聞いたこともない。

1444 生産ライン・1

1444 生産ライン・2

1446 ブドウ展示園


生産ラインも見学できるのだが休業中のため何の面白みもない。ブドウ園もこの時期雪をかぶっているし。
うーむ。10点。100点満点中。

1551 帯広駅


2552D 池田発新得行 普通 1513池田→帯広1556
がっかりしながら池田町を離れる。
レストランの雰囲気によってはさらに1時間半後の列車に乗ることも考えていたが、早々の退却だ。ただしこの時間に帯広へ戻ることで、もう1ミッション追加が可能となった。

1555 はげ天


今回のテーマは肉である。帯広で肉といえば何か。当然豚丼である。豚丼を食うのである。
ただ、2時間前に池田牛を食ったばかりなので、胃にはあまり余裕がない。ならば、ここはひとつ変り種を行っておくか。というわけで向かったのが「はげ天」。最近は豚丼の店として認知されてきたようだが、本来ここは天ぷら屋だ。
店舗は繁華街のど真ん中、屋台村「北の屋台」のすぐとなり。駅から来ると、ぱんちょうの手前の路地を北にまっすぐ進んで数分の位置。1階はテーブル席多数、2階が座敷宴会場になっているようだ。時間が時間なのでほとんど客はなし。適当にテーブルに着席。
で、オーダーであるが。普通の豚丼を食うんなら、セカンドブランドの専門店「ぶたはげ」に行った方が話が早いのである。わざわざはげ天に来たからには、もうひとつの名物を食っておこう。豚天丼だ。豚丼の豚肉が、炭火焼きではなく天ぷらになったもの。昔ながらの天ぷら屋の技と、最近著名になってきた豚丼の折衷メニューだ。肉4枚と肉6枚の2種類があるが、腹具合からして4枚を選択。
他客がいないわりに時間がかかったが、卓上に置かれた冊子「はげ天一代記」を読みながら待つ。この冊子ちょおおもしろいw 修行時代、店を立ち上げてからの奮闘記、徴兵されて大陸に渡った軍隊時代までをイラストと五七五調の文章でつづったもの。ついつい読みふけってしまったw

冊子を読んでいる途中で豚天丼登場。ビジュアルはそのままだ。豚丼用の肉を天ぷらにしたもの。サイドにはみそ汁と長いものしょうゆ漬け。そして増量用の丼つゆがついてくる。
一口肉をかじってみると、うわ、すげえサクサクしてる!中身の肉は豚丼用の肉と同じだと思うが、やわらかく仕上がって軽く噛みきれる。さすが天ぷら屋の天ぷらだ。外はサクサク中はふんわり。これは素人には真似できない。そして丼つゆがこれ、うまいなあ。
ご当地メニュー帯広豚丼をベースに、天ぷら屋の技と秘伝のタレが加わった一品。これはもう、はげ天の名物メニューというより、もうひとつの帯広名物と言っていいんじゃないか。味もよかったし、プロの仕事を感じさせる丼だった。
蛇足だが。個人的に罠だったのは長いものしょうゆ漬け。大根のぬか漬けかと思って口に入れてしまい、ひと噛みしてあわてて吐き出した。自分は生の長いもには腹痛系のアレルギー症状が出るのだ。飲み込まなきゃ問題はないが、ちょっとあせった。あぶない、あぶない。

1650 宿泊先


あとはもう予定なし。ゆとりをもって宿へ入る。チェックアウトタイムまでテレビを視聴してのんびり過ごそう。
今日の宿は帯広駅南口徒歩数十秒。なななんと日航ホテルですよ。キター。どうしちゃったの?という感じだが、ここは天下のJALホテルズの中でもそれほどお高くない。オフシーズン1泊素泊まりで最安5〜6000円程度。さらにいつもの割引で、1泊3000円を切っている。下手なビジホより安く泊まってるというね。天下のJALホテルズに。

宿泊部屋はこんな感じ。ベッドはセミダブル。ソファが置かれているスペースもあり、シングルルームとしては広い。ただしバスルームはちょっとせまかったな。せまいというより、みっちり詰め込まれている印象。


つづく。