uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

小笠原トレッキング その6

0646 ははじま丸

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0700 クレーン積載

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島内3日目。母島行きのフェリーが出る日なので、母島最高峰の乳房山に登る予定。
チケットを購入し乗船開始を待っていると、ははじま丸へ車を積載していたのだが、積載方法がすごかった。クレーンで釣って載せるのね。この方式ははじめて見た。

0739 出港

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0914 母島

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0943 沖港

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前日午後から降りはじめた雨は、夜半にかけて暴風雨に変わっていた。夜明けとともに雨はやみ風も徐々におだやかになったが、波の高さは地元民が「今日は欠航かもね」というくらいのレベル。
3〜4メートルクラスのうねりがあり、頂点から下るときはふわっと一瞬無重力になる。うねりが重なったときは船全体が宙をとび、船底を海面に打ちつけてドーンと大きな衝撃がある。
アネロンは飲んでるが、さすがに酔うかもと思っていたけど、まったく影響なかった。帰りなんて爆睡したほどの余裕っぷり。
たぶんね、年を取ると三半規管の働きがにぶって酔いにくくなるんだと思います。あとしばらく波を見ていたので、揺れに対するイメージができていたと思われ。

0955 上陸

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なにごともなく上陸。
食料を買うひまがなかったので、母島の商店でパンを2個買って行動食兼昼食にする。

1006 時計回りコース下山口

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1007 時計回りコース登山口

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1028 爆弾跡

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左の登山口から登って右に下山する、時計回りコース。
登りはじめて20分ほどで爆弾跡に出る。米軍が放棄投下した爆弾。地面に大穴が開いている。

1041 戦跡と思われる

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なんらかの戦跡と思われるが詳細不明。

1044 小鳥の水場

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小鳥のための水場。ペットボトルが置いてあり、「気づいた人は水を足してね」と書いてあった。
はじめてみたけど、ほんわかするシステムですな。

1049 シマオオタニワタリ

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この植物はヤギの好物らしく、父島にはほとんど存在しなかったがノヤギを絶滅させた母島では雑草のように生えていた。

1113 山頂

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1114 南方向

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1114 北方向

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1118 青い珊瑚礁

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登り1時間5分、休憩込み1時間10分。20分休憩。
絶景!島についた時点では山頂にガスがかかっていたが、時間とともに視界がひらけた。写真ではまだ曇りがちのように見えるが、実際は頭上はきれいに晴れている。そして、青空の下の海がとんでもなく美しい。一面の珊瑚礁

1133 グリーンアノール

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下山をはじめた直後に見かけたグリーンアノール。母島にもいるみたいだ。

1140 沖港方面

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1143 オールモストジャングル

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1154 絶景

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時間がたつごとに、雲一つない青空が広がってきた。ほぼジャングルの登山道。人はほとんどいない。ときおり見渡せる景色はいずれも絶景。うーん楽しい。やっと天候にめぐまれた。来てよかった、と思いはじめてきた。

1221 塹壕

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旧日本軍の塹壕。数十メートルほど地中に通路がつながっている。

1243 下山

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1周2時間5分。休憩込み2時間35分。

1303 沖港フェリー乗り場

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1311 乳房山

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フェリー乗り場に戻り、登ってきた乳房山を振り返る。
とがった山がふたつ並んでるからおっぱい山ですね、わかりやすい笑

1540 ハートロック

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帰りのフェリーでは爆睡。目が覚めると、ちょうどハートロックが見える位置まで戻っていた。手前の島が南島、南島右端の上に見えている赤っぽい部分がハートロック。
父島に帰港し、この日は終了。

GPSトラック

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標高グラフ

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沿面距離 5.362km
累積標高 574m
所要時間 2:35:53
行動時間 2:06:07

父島-母島航路

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6日め
交通費 8580
食費 300
酒代 411
その他 200

合計費用 ¥9,491-