uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

網走散財旅行 その2

16:24 網走ビール館


流氷を堪能した後は食事。
網走では御当地Bグルとして網走ザンギ丼(鮭竜田揚げの丼)やモヨロ鍋(土器風の鍋を使ったオホーツク産魚介鍋)などを提案しているようだが、当方その手の「作られた」Bグルにはあまり興味がないのである。今回はいつものBグルは封印。ちょっと高級に行こうと思います。
網走ビール株式会社が経営する焼肉店地ビールと焼肉が楽しめる。わりと高級路線だが、リーズナブルでボリュームのあるセットメニューも提供。
安く仕上げようとしても、どうせそれなりの金額がかかるのである。なら、ドドーンと最高級肉の盛り合わせで行こうではないか。特選セットを注文。黒毛和牛特上カルビ、上牛タン、和牛特選ヒレ肉、上牛サガリ、和牛ミスジ、焼き野菜のラインナップ。

すげぇサシが入っている高級肉。こんなのうまいに決まってるじゃん…というかこれでまずかったらテーブルひっくり返すっつーの。レアぎみにさっとあぶって噛みしめると、脂と肉汁がじゅっと飛び出す。う、うまい…ただ、さすがに脂がきつい。地ビールで洗い流しながら食べ進めたが、終盤は脂飽きしてくる。2、3 人でシェアして食べるのが正しい賞味のしかたであろう。
地ビールピルスナーヴァイツェンを1杯ずつ賞味。あたりまえだが、ピルスナーは普段飲んでいるビールとほぼ変わりはない。ヴァイツェンはややまろやかな印象。どちらもおいしゅうございます。
あとこの店は、接客に非常に気を使っている模様。とても丁寧な接客をされ、逆に面映い心地でありました。

17:30 宿


テルチェーンで一泊。この系列は裏技が使用可能で、お安く泊まれるのである。1泊朝食で2900円。正直、宿がこの値段だったから夕食を奢った。

宿泊部屋はビジホ仕様。セミダブルベッドはこの系列のデフォ。
大浴場があるのはうれしいところだが、湯はラジウム添加の人工温泉とか。要するにオカルト入浴剤入りの沸かし湯。

テレビ視聴しつつ、夜景を撮るなどして就寝。

06:51 朝食バイキング


さすが道東、朝が早い。目覚めをよくするためカーテンを開けておいたら、朝やけで6時前に自然に目が覚めた。札幌より2〜30分くらい夜明けが早いんじゃないだろうか。しかもすっきりと快晴である。
朝食は6時45分という半端な時間から。白飯の盛りがおとなしいのは、昼食をとる予定だから。

10:23 網走刑務所


10時きっかりにチェックアウト。帰りの特急が出る14時過ぎまで半日観光。全国的な寒波の影響で最低気温-17度という寒さなので、この日も完全防備。最高気温は前日と同じ-7度の予想だが、2月の太陽がさんさんと照っているぶん暖かいはずだ。
まずは網走刑務所へ立ち寄り。いわゆる網走監獄は観光博物館だが、現役の刑務所もちゃんと存在する。もちろん本来は観光するような場所ではない。中国人観光客が大挙してたけど、彼らここへ立ち寄る意味がわかってるのだろうか?健さんとか知らないっしょ。

11:02 天都山展望台


標高200メートルの天都山へ登る。標高差約150メートルの車道歩き。意外に遠いなと思ったけど、あとで所要時間を確認すると取りつきから30分で登っているので、自分的には標準タイムだ。変化の少ない車道歩きが非常に退屈だったので長く感じたのだと思う。
併設の流氷館は有料だが、展望台は無料で登れる。オホーツク海網走湖、遠くには知床連山を望む、素晴らしい景観だ。ぐるっと周囲を撮影してみた。

斜里岳天都山展望台

藻琴山天都山展望台

流氷@天都山展望台

能取岬方面@天都山展望台

網走湖天都山展望台


つづく。