uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

恵山登山&五稜郭桜見物 その4

1045 谷地頭温泉


高温湯で有名な市営温泉施設。基本銭湯なので石鹸シャンプー類はなし。用意していくか、現地で買う必要あり。ナトリウム-塩化物泉。源泉高温のため加水。鉄分を多く含むので赤くにごった湯。
じじばばの楽園である。市営施設なので市民には何かしらの恩恵があるのかも。あとアーティスティックな背中をお持ちの方もちらほら。駐車場が満杯なのでどれだけ混んでるだろうと思ったが、浴場がだだっぴろかったのでまったく問題なかった。へたなスーパー銭湯より広い。露天もある。
高温湯45度、中温湯43度。露天44度、低温ジャグジー41度の表示。ひととおり入浴したあと、噂の高温湯にチャレンジ。…ハンパなく熱いってw 絶対45度なんて温度じゃないぞ、50度くらいある。足を入れただけで5秒と我慢できずに敗退。煮えるw 煮えあがるw あやうく変な声あげるところだった。熱湯コマーシャルじゃないんだからw 平気な顔で胸まで漬かってる人いたけど、よく入れるなあ。ものの数秒で足が赤くなって痛みを感じたからね。通常人に入れる温度ではない。

1139 立待岬


谷地頭温泉から近いので立待岬に寄って見る。絶景の断崖絶壁。近くで見るとフナムシがいるに違いない。そして、岩場といえばどこにでも湧いてくるのが釣り人という人種。岬反対側の岩礁には釣り客がいて、磯釣りに興じていた。船で送り迎えしてもらうのだろう。

1218 五稜郭タワー


市街を避けつつ五稜郭まで移動。函館は久しぶりなので微妙に道を間違い、いちばん入ってはいけない混雑道路に入りこんでしまった。
1600本の桜が植わっていて、毎年見事な景観となる五稜郭だが、見てのとおりめっちゃつぼみw 1輪も咲いてねえよw 来る途中のラジオで東北まで咲いたという話をしていたので、わかってはいたけど。
五稜郭ソメイヨシノは、毎年ちょうどGWに咲く。バーベキューやジンギスカンに興じる地元花見客と観光客が入り混じってカオスな状況になり、たいへん愉快なのだが、今冬の寒波と雪解けのおくれで影響が出てしまった。

それでも観光客はかなり多い。人ごみにまぎれつつ五稜郭内を突っ切り、数年前に復元された箱館奉行所の前を通って裏門からOUT。昼食ポイントの店に向かう。
ちなみに、お高い観光駐車場はほぼ満車状態だったが、五稜郭の駐車場事情にはちょっとした裏技がある。有料駐車場なのだが実は…ゴニョゴニョ。もちろん書かない。

1229 なかみち食堂


函館には大盛りメニューを提供する店がいくつかある。その中でも御三家といえるのが、たつみ食堂、みなと食堂、なかみち食堂の三店だ。たつみ食堂は地元の評判が芳しくなく未訪。みなと食堂は既訪、店主の高齢を考慮すると今のうちに行っておきたい店。しかし若干不便な位置にある。そしてなかみち食堂。ここはかつての自分のホームグラウンドだった。

麺類以外の主なメニューはひととおり制覇している。数年に1回来れるかどうかとなった今では、だいたいオムライスとカツ丼の2択になっている。今回はオムライスを注文してみた。驚くべきは値段。最後に食べたのが3年前だが、お値段変わらず650円。あいかわらず安い金額で腹がはちきれるほどの量を食べさせてくれる。このコストパフォーマンスのよさは、いくつか大盛り店を食べ歩いてみた中でも屈指のものだ。
量は米2合弱ほどか。大盛りメニューの常として、写真ではなかなか伝わらないが、この皿微妙に深さ方向のカーブがあって、見た目標高よりも若干高い。特筆すべきは福神漬けの量だろう。無駄に多いのだ。真の大盛り店のサービス精神は、こういうサイドの部分にあらわれる。ちなみにこの店、水ですら大きなグラスになみなみついで持ってくる。
味は特別うまいというわけではないが、このコストパフォーマンスの前には、そんなことは問題ではなくなってしまう。店のある限り、通いたい店だ。


以下余談。
小さい子供含む5名家族が、定食2つ丼3つをオーダー。量を知らないんだろうなとは思っていたが、あとから丼ひとつを小盛りでと注文しなおし。たぶん居合わせた全員「全部小盛りにしたほうが…」と突っ込みたかったに違いない。配膳されたあと、予想通り目が点になっていた。「うち量が多いけど大丈夫?」などと言わないところがまた、この店らしい。これがうちの普通、ということだ。
見た目は場末っぽい雰囲気の定食屋なので、こういう事故はまま起こる。過去にも見たことがある。

1313 四稜郭


五稜郭に立ち寄ったからには四稜郭にも行かねばなるまい。函館市郊外にある史跡。ほぼ無名だが、トリビア的に紹介されることもある。

五稜郭は要塞だが、四稜郭は砲塁だ。箱館戦争の最終局面、わずか数日で作り上げた防衛拠点。土塁の四隅が砲台になっている。維新騒乱に思いを馳せる以外に見るべき施設はない。歴史好きにしかお勧めできない史跡。


これにて今回の旅は完了。
帰りのルートは渋滞覚悟で小細工せず、5号→230号の最短ルート。多少遅れても問題ないし、行きと同じルートを通るのは微妙にいやなので。

1900 自宅着

予想通り混雑。ところどころ制限速度走行車が先頭になった大名行列ができている。ルスツあたりで完全に車が詰まりだし、石山を過ぎたころから渋滞と呼べる速度まで落ちる。それでも都内で毎日発生している渋滞よりぜんぜんマシ。あれの10倍は進む。
あんまり暇なので「藻岩山が見えてきた♪俺の家も近い♪」とか歌っていた。頭の弱い子である。


あ、またふてくされてらっしゃる。

「…(白い目)」
そ、その目は…われわれの業界ではご褒美です。

まとめ



沿面距離 8.809km
累積標高 485m
所要時間 02:35:30
行動時間 01:56:25


走行距離 722.7km


交通費 ガソリン代(推定45リッター)
宿泊費 1050
入浴費 500+420
食費 950+500+650
酒代 320+320
その他 98*5+138+250+300+280+300


合計費用 \6,468- +ガソリン代(推定6500)

反省点

・事前情報は大事。特に泊地はかならず確認すべき。
・車内でいかめしは食べない方がよろしい。車内がイカ臭くてたまらない。

感想等

・風邪ひいたw
・5/1,2 遊びで風邪ひいて休むわけにいかず、襲い来る悪寒と戦いながら仕事。
・5/3,4 がっつり寝込むも、天候大荒れのため惜しくはない。
・5/5 体調復活。午後から天候も復活。寝込んでいる間の体力回復のため軽くジョグ。 ←いまここ
・5/6 晴れ予報も強風。峠越えで控えていたタイヤ交換と、とっくに1万キロ越えているのでオイル交換をDIY
・というわけで今年のGWはグダグダでした(過去形)。