uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

浜中町満喫・ルパン三世に会う旅 その3

1025 アゼチ岬


海岸線から島嶼部に取り付き、高度を50メートルほど稼ぐ。登りきるとほぼ平坦な道。西の端に出るとアゼチ岬がある。眼前に見えるのは無人島嶮暮帰(けんぼっき)島。海峡を形成しており、無名なわりには非常に眺めがよい。いやこれ、霧多布岬よりいいんじゃないか?
何かの映画でロケ地になったとかだが、興味がないジャンルの映画なのでよくわからない。

1045 何もない原野


別の道を通って市街地へ戻る途中、ふと気がついた。そうだ俺、こういう何もない道をぶらぶら歩くのって大好きだったじゃん。あまりに久しぶりで忘れてたよ…どうして霧多布岬まで回る計画にしなかったのか。始発に乗れば十分可能だったはず。
当初計画だと3月中旬で、雪が残っている可能性があったから徒歩範囲をせばめたのだったっけ。計画変更したあとも、そのままになってたんだ。これは悔やまれるなあ。

1055 霧多布温泉


今さら予定を変更すると特急ワープが必要になってしまう。泣く泣く市街へ戻るルートをとる。浜中町唯一の温泉施設、霧多布温泉を発見。始発移動にしてアゼチ岬から霧多布岬を存分に歩き回り、時間があまったらここで過ごしてもよかったのだ。でも始発でも+2時間くらいだから、あまらないかなあ。バスの都合もあるし。

1122 モンキーパンチ展示スペース


スタート地点に戻ると、役場の目の前に文化センターがある。ここにモンキーパンチの展示スペースが開設されている。展示物はフィギュア、コミック、ポスターイラスト(原画?)など。チープながらも興味深い。ひととおりながめるだけでも時間をつぶせる。

1152 駅名標横にたたずむルパン三世


釧路バス 浜中線 1134役場前→浜中駅1155
バスに乗って駅へ戻る。乗り継ぎ時間がかなり厳しく、到着時刻が1155、JRの発車時刻が1156。1分しかない。しかもバスが2分遅れて入ってきたので、かなりやきもきした。結局4分近く早く到着し、事なきを得る。乗ってくる客がいなくなる終盤は飛ばすだろうし、問題ないとは思っていたが、心臓に悪い。
無人駅に入り、ふと駅名標を見るとルパンの姿。おお、なるほど。窓口に不二子ちゃん、駅舎わきに次元と五右衛門がいたが、ルパンはここにいたのか。
ちなみに銭形のとっつぁんは隣駅の茶内駅名標にいたが、撮影できなかった。

1716 インデアンまちなか店


3630D 根室発釧路行 快速 1156浜中→釧路1305
2526D 釧路発帯広行 普通 1336釧路→帯広1708
釧路での乗り継ぎ時間が少ないので、朝食をあれほど食ったのだ。胃の調子がよくなかったら、朝食をひかえめにして釧路で駅弁を買う手もあったが、絶好調だったので予定通り。昼食は缶ビールロング缶1本。ビールのアルコールと炭酸は、眠気をさそう絶好の入眠剤。乗車中の半分は寝て過ごす。いやあ、我ながらよく寝るなあ。
帯広に到着すると、そろそろ腹に余裕が生まれたので、夕食をとることにする。当初は豚丼を食べる予定だったが、なんとなくカレーが食いたい気分になってきた。帯広でカレーというと、もちろんインデアン。藤丸百貨店の手前にある、まちなか店まで徒歩で移動。

今回はシーフードを注文。基本のインデアンが399円のところ、703円という価格。シーフードトッピングで304円アップという計算になる。
価格が上がるだけあって、シーフードの量は多め。具材は、えび、あさり、ほたて。それとししとう、なすの素揚げが入る。
インデアンのルーは、ベーシックルー、インデアンルー、野菜ルーの3種類あるが、シーフードはデフォルトでベーシックルーになる。インデアンに共通の粘度の高いルーで、ちょっとだけ辛め。ココイチ基準だと辛さ±0くらい。
たっぷりシーフードが入ってこの値段は、通常のカレーショップ基準では妥当な線だろう。でも、他のメニューが安いだけに、なぜこれだけ高め?という疑問はある。ほんと、なぜこれだけ高いんだろうね。
味の方は、粘度高めのルーカレーが好みの人にはストライクだと思われる。自分も好きな味だ。ベーシックルーはなかなかうまい。

2113 新夕張へ帰着


3438D 帯広発旭川行 快速 1827帯広→新得1916
40D 帯広発札幌行 特急スーパーとかち10号 2013新得新夕張2109
新得の1時間待ちはつらかった…帰りは疲れているしテンションも下がりがちなので、何かしようとする気になれない。夜だし寒いし、まず外に出たくない。待合室でぼーっとして過ごすしかなかった。飲んでいればそれでも間が持つのだが、すぐあとから運転なので飲めないもんな。ここをどう過ごすかは検討の余地ありだ。
上り特急自由席は余裕で空席あり。座って本を読んでいるうちに新夕張に到着。すっかり暗くなって気温も下がっており、車の窓にはびっしり霜が降りていた。しばらく暖気して、霜を落としてから出発。路面状況は良好、21時過ぎなので郊外には走っている車もほとんどいない。札幌市内に入っても流れはスムーズ。

2240 自宅着


「ししゃもにゃ?」「ししやもにゃ?」
知る人ぞ知る、釧路銘菓ししゃもパイです。うなぎパイと違ってししゃもエキスは入ってません。形がししゃもっぽいというだけの、ただのパイ生地菓子ですよ。
「ケッ…」
なんですかそのカラス見つけたみたいな声は。

まとめ


自力移動距離 143.3km


交通費 (11500/5)*2+550*2 +ガソリン代(推定9リッター)
食費 780+703
酒代 278+2450+360+380+278
宿泊費 3470
飲物等 170+147+150+120
おみや 735

合計費用 \15,721- +ガソリン代(推定1,400)

反省点

・霧多布岬を回る計画にしなかったのは痛恨のミス。
・とにかくコンプしたい自分の性格を考えるべき。

感想等

・今回も移動中は寝てばかり。
・次の日も1日中寝てばかりいた。
・どうも疲労が原因のようだ。前回宿で寝落ちしたのも、おそらく疲労のせい。
・やわになったものよ…