04:48 立山の奥に北アルプスまで見通す
4時ごろ起床し洗顔などをすませ外で一服。
雲の位置が高くなっており、立山の奥の北アルプスまでが見通せた。
おや?あれは…
05:52 白馬山頂から白馬村方面
朝食後、5時半に小屋を出発したとたんに雨が降り出す。台風が東北方面を横断する予報なので、その影響だ。うまくしたら降り出す前に下山できるかもと思っていたが、甘かった。レインウェアを着込んで再出発。
白馬からは昨日は見えなかった白馬村の様子が見えたが、雨で多少もやっている。
下山ルートもここを起点とする。
08:10 船越ノ頭
各ポイントで10分弱ずつ休憩。
片道累積1400メートルを下っていくことになる。ゆっくり行かないと、足の筋力を使い切って大変なことになるのは経験済み。しかも終盤で雨の中、岩場を下っていかなければならない。少しでも余力を残すため、意図的に速度をゆるめて休憩を取りながら下っていく。
08:51 白馬大池山荘
08:53 昼食セット
昼食セット
白馬大池山荘で15分休憩し、小屋で買った昼食セットをいただく。
昼食というより行動食のセットだ。今日の天候だと、このスタイルの方がありがたい。
09:50 雷鳥
おっと、また雷鳥いた。
今度は単独で、何かをついばみながら歩いている。これもメスっぽいけどね。
天気が悪いなら悪いで、雷鳥が見られる可能性が高くなるので、結果的に見られたのなら悪いことじゃない。今回は小屋から北アルプスも見えたし、なにより無事に帰還したし、いい山行だったんじゃないだろうか。
12:02 下山
下り休憩なし5時間10分、休憩込み6時間10分。登りとそれほど変わらない時間。想定通りのペース。
最後の方つらかったなあ…もう1ミリたりとも下りたくない。登るのはまあ時間をかければいくらでも登れるけど、下りは筋力の総量とのトレードオフだ。
翌日はやっぱり筋肉痛。平地移動は平気、階段を登るのは多少おっくう、階段を下るのはなかなかにつらかった。しかし1日でほぼ回復する程度だったので、ゆっくり下る作戦大成功、といえよう。
12:09 ロープウェイ山頂駅
雨は普通に降っているが風は強くなく、ロープウェイは普通に運行している。台風の影響でロープウェイが止まる可能性も考えたけど、まあ自力で下りろとは言わんだろ。作業車両は入れるだろうから最悪車で下まで送ってくれるはず。
しかし白馬一泊してもよかったよなあ。なぜ長野に帰る予定にしたんだっけ?松本丘珠便が欠航したら宿の朝飯食えないからか。
15:25 ツインルーム
長野で最終泊。
今回泊った中でいちばんよいホテルだけど、平日で85Kなのでそれほど高くもない。時節柄4連休後の平日ならそれなりにお安くなる。
ツインルームの一人使用で、部屋が広いので非常に助かった。雨装備でそれほど濡れてはいないものの、ザック自体はびしょ濡れ、レインカバーがかかっていたザック本体の中身もうっすら湿っているし、着ていたものはレインウェアの袖口等を伝った雨で一部濡れている。
全部広げて乾燥させ、翌朝にはすべて乾いていた。下山後は広めの部屋を確保するに限る。
18:21 信州蕎麦
あとは乾いたものを詰めなおせば帰途につけるくらいに荷物を整理し、夕飯を食いに出る。
駅ビルMIDORIにある蕎麦屋のカウンターで蕎麦屋酒。
日本酒一合片口に、つまみは鴨焼きと蕎麦味噌。突き出しは蒸しあなごかな?シメにせいろ1枚と蕎麦焼酎の蕎麦湯割り。この組み合わせ、俺の大好物。至福のひととき。
鴨もせいろも非常にうまかった。つゆは辛口でカツオの風味が強く江戸風。蕎麦味噌は信州味噌ベースですね。
帰りにNewDaysで信州ワインのハーフボトルを購入し、部屋で追加飲み。いやあ、充実した旅だったなあ。子連れの雷鳥が見られたし。