uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

雌阿寒岳登山 その1

要旨

9連休旅プラン第1弾。
100名山雌阿寒岳に登る。

計画

雨予報なので2段がまえ。
天候がもてば登山決行。雨の振り方と気温によっては、北海道三大秘湖オンネトー探索+ツールド北海道2日め観戦。

行程

20:00 自宅発

帯広で前泊する。仕事から帰宅後、御主人様の御食事の御用意とトイレ清掃を行い出発。
この時間に札幌市街部を抜けるのはうっとうしいので、最寄りICから市内均一料金区間を利用し上野幌から274へ合流。あとはひたすら下道を走る。
高速無料化実験が終了したためほとんどの車が下道を通っている。夕張ICから合流してくる車も、穂別から占冠へ向かう車も、ごく少数だった。特に制限時速走行で大名行列を作っているトラックが目立つ。登坂車線ではちょっとしたレースの様相を呈する。
自分も久しぶりに日勝峠を走ったが、やっぱり厳しいわ、この峠。できれば走りたくない。

23:28 いつもの宿


いつものビジホ着。スーパーで惣菜とビールを買い、家から持参の焼酎といっしょに2時まで飲む。アホだ。
睡眠量は早朝出発した場合と変わらないが、疲労度はたぶん違うのでよしとしよう。

07:03 朝食バイキング



旅のメシはもりもり食うのがモットーである。そのぶん平日は異常なほど少食だけど。
本当なら炭水化物中心にあっさりめのものを胃にもたれない程度摂取するのが常道だが、そんなの関係ねえ。山盛りご飯を食いつくし、朝カレーをおかわり。満腹。

07:57 朝の帯広駅


薄く雲はかかっているが、晴れている。午前中は雨、午後から曇りの予報だったはずだが…天気予報の当たらなさといったらない。まあ良くなる方にはずれるならウェルカムだ。当初予定どおり、登山できそう。
ツールド北海道が開催されているため、コースとなる道路は通過時に交通規制される。通過予定時刻とコースを睨みつつ、ルートを調査。普通に最短距離で向かっても問題なさそうだ。連休とあって、わナンバーもよく見かけたが、知らずに出かけて規制にひっかかる人も多かっただろう。

09:22 道の駅 あしょろ銀河ホール21



足寄の道の駅で休憩。足寄といえば松山千春とムネオである。道の駅には「大空と大地の中で」がかけられ、内部には展示スペースが設置されている。ラワンぶきの横にたたずむ松山千春の等身大写真がはげしくうざいw ハゲだけにw



内地人はだいたい北海道の野生ふきのデカさに驚くようだが、ラワンぶきは北海道人が見てもびっくりの大きさだ。2メートル以上ある。足寄名産。ラワンぶきソフトというキワモノもあったので興味をひかれて購入。裏ミッション・道の駅ソフトクリームコンプリート計画をここで消化だ。ハーブ的な風味は感じたが、ふきっぽい香りではなかったかな。普通においしく食べられる味だった。
なお、小汚い手が写り込んだことを謹んでお詫び申し上げます。

10:11 登山口


オンネトーに向かう道路の途中に雌阿寒温泉があり、現在は2件の温泉宿が営業している。その20メートルほど手前が登山口。駐車場には10台ほど入っており、入山者は多いようだ。初心者でも手軽に登れ、100名山にも指定されていることで人気が高い。自分はいちおう2回めだが、前回は大昔なのでほぼノーカン。
天候によっては3日後にちょっとキツい縦走をするかもしれないので、今日はゆっくりペースで慎重に登りたい。先週のサイクリングで軸足の膝を痛めたのもあるし。あと寝不足と昨夜の酒のアルコール代謝物が抜けきってないのと朝食食いすぎて体が重いのもある。…ダメダメじゃん。

10:43 ハイマツトンネル@3合目付近


3合目あたりからもうハイマツ帯に入る。道東の気象条件と、雌阿寒岳が活火山であることから、森林限界はごく低い。7合目くらいまでハイマツの間を通っていき、9号目まではガレ場。以降はザレた稜線歩き。溶岩が露出している箇所があったり、軽い岩登りなんかもあって、非常におもしろい道だ。登山道ははっきりと踏み固められており、岩場にもペンキ目印がついているので迷うことはない。火山らしくガレ場ザレ場が多く、決してよい条件の山ではないのだが、登りやすい。

11:05 北海道3大秘湖オンネトー@5合目付近


5合目付近の視界が開ける部分から、オンネトーがよく見える。エメラルドグリーンに輝くという湖面だが、さすがにこの位置からでは確認できない。


つづく。