uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

幌加内蕎麦食い尽くしの旅 その2

13:38 道の駅 森と湖の里ほろかない


JR北海道バス 深名線 幌加内発名寄駅前行 1317幌加内→ルオント前1336
幌加内市街の蕎麦店はひとまわりしたので、ちょっと移動。ヘタなところで途中下車すると確実に遭難する路線だが、政和温泉という格好の立ち寄りポイントがある。ここなら次のバスまでいくらでも時間を過ごせるし、なんなら泊まったっていい。併設されている道の駅には蕎麦屋も存在する。
ところが、だ。道の駅は臨時休業ですよ。えー。土曜日だってのに休みですか。確かに冬のこんな道、ほとんど車走ってないけどさあ…トラッカーがいる平日の方が利用が多いかもしれないけどさあ…ホント、主に俺が困る。熊笹ソフトを消化しようと思ってたのに。

13:42 せいわ温泉ルオント


気を取り直して、裏手にある温泉へ。ここも臨時休業だったらリアルに遭難するところだった。あぶない、あぶない。
ナトリウム-塩化物泉。加温、循環ろ過、塩素殺菌。利用客はほとんど地元民と思われ、数組のみだった。入浴しようとするとちょうど無人だったので、内部を撮影。


内湯はいちばん奥が温泉の浴槽。うっすら緑がかった透明で、キシキシする系の塩辛い湯。他の浴槽は真湯かな?サウナ、水風呂もある。露天はせまく、せいぜいがんばって5人くらい。ただしこの日はほとんど貸切状態で雪見露天を満喫。庭にうずたかく積もった雪をながめながら、ちらちらと舞う雪の中、露天でゆったりと過ごす。湯温は多少高めだが、外気温が低いので心地よい熱さだった。

1時間ほど湯を楽しみ、上がった後は休憩タイム。ちゃっかりチャンネル権もゲット。他の客は2組ほどで離れた席にいたので、独占状態でテレビ鑑賞。いやあ、落ち着くったらないなあ。自宅にいるかのようなくつろぎ具合だ。こんなにすいてていいのかしら。経営状態が心配になるレベル。
ゆっくり休憩していると、だんだん胃の状態が落ち着いてきたので、幌加内蕎麦めぐりのラスト、この日4食めとなる蕎麦を食す。施設内にあるレストラン、そばの里でせいろ。

中細切りの田舎で、歯ごたえがあり野趣あふれる風味。なかなかうまい。蕎麦の風味が濃いので、辛汁がちょっと負けぎみかも。細めだが、田舎らしい田舎そばだったように思う。正直、このあたりになると体に酔いと疲れが回り、直後爆睡したこともあって、あまり記憶に残っていないw レビューになっていないが、まあ9割は温泉レビューということでw

18:00 名寄駅のようす


JR北海道バス 深名線 幌加内発名寄駅前行 1616ルオント前→名寄駅前1759
温泉を出てバスに乗り、深名線の残り半分を走って名寄へ出る。ここで爆睡ですよ。乗った直後に意識が途切れ、気がついたらバスは名寄市街を走っていた。1時間40分まるまる寝ていたことになる。朱鞠内湖のきわを走る路線なのだが…ちょっと残念。日はとっくに暮れてるし、雪が降っていて月明かりもないので景色は見えなかっただろうけど。もともと朱鞠内湖は国道から見渡せないけど。

20:30 2011年12月現在の旭川駅


330D 稚内旭川行 1824名寄→旭川2015
名寄駅からはひたすら列車を乗り継いで、5時間弱の帰路になる。30分ほどの接続時間がある旭川で下車し、駅前のようすを確認。まだ工事中。完工は来春くらいだろうか。駅舎自体はすでに全面運用されているが、トイレの数が絶対的に少ないので、対策していただきたい。
あと、どうでもいい情報ですが、ホームの自販機で缶コーヒーを買ったら当たりがでました。

23:14 札幌着

2276M 旭川岩見沢行 2046旭川岩見沢2224
282M 岩見沢手稲行 2232岩見沢→札幌2314
稚内方面からの特急が遅れて時間待ちがあったりしたが、定刻どおり帰着。腹は一切へらないので、超特急で帰宅。

23:40 自宅着

18時間弱の旅。鉄道は久しぶりなのでかなり疲れてしまい、そのまま就寝。
翌晩、画像等整理していると御主人が抗議の目線。

「寒いにゃ」
暖かいではないですか。イオンの安カーペット、値段のわりにはよろしゅうございましょう。1980円でございます。
「電気カーペットを所望するにゃ」
御主人すぐにゲロテロリストに変貌されるではありませんか。高い敷物は御容赦くださいませ…

まとめ

交通費 (11500/5)+640+1080+1290
入浴費 500
食費 650+850+650+600
酒代 600+100+400
飲物等 150+125+130


合計 \10,065-

反省点

・バス代と4食ぶんの食費、酒代で、さすがに出費が大台突破。
・飲み足りないからスーパーで安酒買って飲んだら、最後まで調子が出なかった。安酒は日本酒より焼酎に限る(そこか反省点は)。

感想等

・鉄道旅行というよりバス旅行。
・蕎麦は案外胃にもたれる。特に蕎麦湯が重い。トロトロのタイプだと、湯桶を飲み干さないと気がすまないタチなので。