北広島ツーリング - uruya’s diary

要旨

一向に融けない雪に悩まされた今春。まだまだ雪は残っているが、やっと自転車通行が可能なくらいになった。
北海道にも自転車シーズンが到来。

計画

「なにしに行くにゃ」
今シーズン初の縁起物なので白石CR・エルフィンロードを走ってきます。北広でメシ食ってくるだけなのですぐ帰ります。
「苦しゅうないにゃ」

行程

1100 自宅発

快晴だが全体にうっすらもやがかかっており、日差しはそれほど強くない。おまけに南南東の風6メートル。チャリ的には暴風の部類ですよ。
土曜日の方が天気がよかったのだが洗車とメンテナンスでつぶしてしまった。昨シーズンが終了したときタイミングをのがしてドロドロになったまま放置していたので、洗車せずにはおれなかった。

1119 今年度初・水穂大橋定点観測

本年度も水穂大橋の定点観測を実施しようと思われます。南・東方面へ行くときは必ず通る。一部チャリ通のルートとかぶるのであまり走りたくはないが、最短距離だ。
豊平川CRも積雪ゼロだが、雪捨て場になっている箇所がまだ不通らしい。

1128 縁起物走行・白石CR起点

白石CR起点で10分ほど休憩。ここから北広島までおよそ18km。

1238 北広島駅到着

ノンストップで北広島着。ものすごい向かい風で笑った。全体的に登り基調なので、さらに向かい風はきつい。ぜんぜん速度を稼げなかった。
寝坊して9時ごろ朝メシを食ったのであまり腹は減っていない。おやつのたいやきはパスして昼メシを食いに向かう。

1325 そば切りなかむら

大曲にある本格手打ち蕎麦屋。土地勘のない者にはちょっとわかりにくい位置にある。札幌からのアクセスなら北広島インターを過ぎて道道1080号に入り、T字路を厚別方面へ左折して100メートルほど走った右側。
つい先日ミシュラン北海道版で1つ星を獲得した蕎麦屋だ。発売前とはいえすでに報道されており混雑が予想され、ある程度待つようならパスしようと思っていたが、待ち行列2組目だったので待つことにした。駐車場が6台分ほどで、近場に停められそうなところもなさそうなので、それほど長い行列にはなりにくいかも。
この手の本格蕎麦屋にはよくあることだが、調理担当が主人だけのようだ。手のかかるメニューを注文するとそのぶん全体に遅くなる。なかなか配膳が進まず、席数から予想したより長く待つことになった。混んでいるのに種物を注文したりする客筋も悪い。鴨せいろの注文が多かったように思う。

20分ほど待って着席。さらに10分ほどで注文のせいろ大盛りが到着。道具立てに翁系のにおいがする。後で調べてみたところ、主人は正直庵で修行したとのこと。なるほど、翁の傍系だ。蕎麦は歯ごたえのある細切り。粉は摩周蕎麦とのこと。香りのあるうまい蕎麦だ。つゆは昆布が基調できりっと辛く、これもうまい。
味は文句なし。価格設定は多少高め、１枚の量は少なめだが、いい粉を使う本格蕎麦店としては許容範囲。大盛りで300円増しなのはさらに高い印象があるが、普通盛りと比較すると倍近い量になっていたので、これもまぁ許容可能な設定だろう。大盛りは満足できる量だった。
ひとつ難を言えば、あと何人で終了だの、そろそろ閉店札を出せだの、客に聞こえるくらいの声で厨房から指示していたこと。ラスト数組で入店した者にとってはあまり気分がよくない。聞こえないようにやっていただきたい。