uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

北広島チャリ始め

要旨

今冬は記録に残る大雪にみまわれた北海道にも、遅い春がやってきた。やっと自転車の季節だ。

計画

縁起物なので白石CRを走りに行く。恵庭で豚丼を食おう。

行程

0830 自宅発

自転車は先週整備しておいたので、さくっと出発。本当は先週行くつもりだったが、雨が降ったので繰り越したのだ。天候には勝てないので仕方ない。去年も一昨年も週末ごとに雨が降ったような印象があるが、今年はどうだろう。幸先は悪かったわけだが。

0856 水穂大橋定点観測


今日はきれいに晴れ渡って、絶好のサイクリング日和。気温はひと桁だが、10度近くまで上がる予報。天気はよいので、体感温度は気温より高い。風が強めなのが気になるところ。

0950 休憩@自転車の駅


白石CRはジョガーやらウォーキングする人やら蛇行する子供の自転車やらでカオスな状況。
10人ほどの大所帯で走る自転車軍団も数組。高齢サイクリスト集団がロードバイクで車列を組むでもなくばらばらに走る姿はちょっと異様だ。何の集会だろうか。つーかいい自転車乗ってるな。

1013 北広島駅


北広島を通過。ここですよ。ここでピタッと電池が切れた。足が…動かねえ…w ふとももがだるくて力が入らんw おまけに予報では6mの風が、ド向かい風に変わりやがった。
急に来たことを考えるとハンガーノックの疑いもないではないが、単に体がなまっているだけっぽい。また今年も春先は、冬の間に落ちた体力に悩まされるのだなあ。毎年じゃん。

1101 島松駅


休み休み、10km/h程度のスピードでひーひー言いながら島松へ到着した。ちょっと早めに着いたので、自転車をコンビニに置いて、徒歩で島松駅を見学しに行く。徒歩は使う筋肉が違うので休養になる。あとはメシを食って大休止とし、血糖値が上がれば多少は回復するだろう。いや回復してくれないと困るw あと30km走らないと帰れないしw

1110 炭焼豚丼 空海


北広島から恵庭へ向かう道道の中間地点に、有名な豚丼屋がある。もともと厚別にあった店が移転したもので、へんぴな場所にもかかわらず、連日行列ができる店だとか。テレビなどでも何度か紹介されているらしい。本日の目的地はここ。
開店時間の1100をすこし回ったころ入店。先客2組。中途半端なシーズンだし、それほど混まないかな?と思っていたら、1115過ぎくらいから次々と客が押し寄せ、カウンター10席4人掛けテーブル3席の店内はたちまち満席。待ち客も出始めた。退店するころには外にまであふれかけていたので、12時を回ると行列になっただろうと思われる。
「Bigり豚丼」なるメガ盛りメニューも存在し、食指が動くが、総重量1.4kgは敗退濃厚。コンディションを整えて、ギリで食えるかどうかだ。3時間前に朝食をとって、いいだけ運動した後に食う量じゃない。ここはおとなしくロース両方大盛り(ご飯と肉、両方大盛り)にしておく。

肉厚のロース肉に甘辛いタレ。教科書どおりの帯広風豚丼。肉の数を数えるのを忘れたが、確実に10枚以上は乗っていた。けっこうな分量だが、タレの味がそれほど濃くないのと、脂身がやや少なめであっさりしているので、どんどん胃に入っていく。
ご飯にもたっぷりタレがしみていて食欲をそそる。量的には、大盛りでもそれほどインパクトはない。1合ないんじゃないかな。
個人的好みで言えば、もうすこし濃い目の味付けでもよかった。あと普通盛りだとボリュームが少ないんじゃないだろうか。メガ盛りメニューのある店で大盛りを頼むことに多少身構えていたので、余計そう思えたのかもしれない。
こういう混む店にはそう何度も来れないし、もうひとつの名物、手打ちそばもオーダーすればよかったと多少後悔。さすがに待ち客がいる中で追加注文なんてできないしなあ。

1143 日暈


帰りは距離の短い36号を行く。道道に入り、なんとなく空を見上げると、薄曇の空に日暈ができている。おお、めずらしい。ためしにカメラで撮ってみたら、なんとなく写っているじゃないか。けっこう撮れるもんだ。さすがにちゃんとした機材のようには取れないが。
ちなみにこの翌日も、日暈現象が発生していた。2日連続とは、さらにめずらしい。むしろこの日よりはっきりと虹になっていたが、仕事中なのでカメラは持っていなかった。

1156 クラーク記念碑

1157 旧島松駅逓所


豚丼を食っただけで帰るのもなんなので、島松沢集落に寄り道してみる。史跡島松駅逓と、そのかたわらにクラーク記念碑が立っている。クラーク博士が、あの有名な名言を吐いたのが、この場所だ。帰国する途中、島松駅逓に立ち寄った博士が、見送りに来ていた学生らに言い置いたセリフ。
島松駅逓は有料で館内を見学することができるが、まだ冬季閉鎖中。営業はゴールデンウイークごろから。

1317 豊平川@雪解け水で増水中


このルート、北広島・札幌市境ちかくの大曲が最高点で、頂上を過ぎると下り基調に変わる。だましだまし大曲を超え、足を休めながら下っていくと、平地部に着くころにはかなり回復していた。昼食から1時間ほどたつまで状況が変わらなかったので、やはり、単純に筋力が衰えているだけだ。また鍛え直しか…うんざりだなあ。
朝はきれいに晴れていたが、空は曇ってきている。残り体力ゲージも1度レッドゾーンを振り切ったので、再度レッドゾーンに入ると本当に動けなくなる。とっとと帰ろう。

1400 自宅着


「そこに正座するにゃ」
な、なんですかその眼力は…説教ですか…

まとめ


走行距離 65.49km
所要時間 05:19:43
走行時間 03:31:08
累積標高 631m


食費 1080
飲物等 110

合計費用 \1,190-

反省点

・30km程度で足がなくなるとは。ひどい。精進あるのみ。

感想等

・行列するほどでもないと思うんだが。好みの問題か。