uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

札幌Bグル散歩 2014年冬

1月19日 眞麺 穂高 みそ


その日は新札幌に所用があった。終わったのがちょうど昼過ぎ。近場か戻る途中で昼飯でも食っていこうと候補を考えていると、今日はラーメンが食いたい気分であることに気づく。それも、ベッタベタな札幌みそが食いたい。
そうと決まれば話は早い。大谷地あたりに純すみ直系の店があったはず…検索してみると、南郷通沿い。新札幌から見ると新道高架をくぐる手前だ。迷うことなく車を走らせ、すぐに発見。駐車場は店前に2台、横に4台ぶん。タイミングよく、1台ぶん空きがあった。
店内は広くはない。カウンターとテーブルが2卓。テーブルは埋まり、カウンターが半分くらい空いている状態だった。冬場の14時過ぎという時間帯としては、そこそこの入りだろう。自分の入店後も後客がぽつりぽつりと入店してきて、途絶えることがない。さすが有名店。夏場は混むんでしょうなあ。
みそを注文し、数分で到着。ビジュアルはこれは純連系統ですな。それほど油ギッシュじゃないスープと、チャーシューの上に乗ったすりおろしショウガ。スープの中には火当てしたもやしと玉ねぎが隠れている。チャーシューは通常のものの他に、サイコロ状にカットされたものが入っている。さらに野菜といっしょに炒められた挽き肉が入っていて、けっこう肉肉しい。だがボリューム的には全体のバランスを崩さない量だ。サイコロチャーシューと挽き肉は純すみ系のお約束。
1口スープを飲み、西山のプリプリ麺を噛みしめ、大いに納得。これこれ、今日はこれを食いたかったんですよ。札幌みそだ。スタンダードだ。うまい。
麺をすすりながら、ときおりスープを口に運ぶ。チャーシューはライスに乗せてセルフチャーシュー丼。半量ほど食ったところでショウガをスープに溶き入れて味に変化をつける。残ったスープにはライスをダンクし、おじや風にシメ。それが俺のジャスティス
期待通りの味を、高いレベルで提供してもらい、非常に満足した昼食となった。札幌みそはこういう味でなくちゃ。

2月8日 牛太郎 カットステーキ定食


昨年秋から外食頻度が落ちている。雨続きで下がったテンションが戻る前に冬が来てしまったからだ。公共交通か車での移動しかできない冬は、地下鉄に乗るのが面倒だったり駐車場を確保するのがおっくうだったりして、腰が重くなりがち。こんな状況で大丈夫か?胃が小さくならないか?確認しにいってまいりました。ホームグラウンドへ。
店に入ると、あれ?マスター復活してる。久しぶりに見たなあ。まだ旧店舗のころから体調を崩していたようで、たしか一時休業してなかったっけ。新店舗に移ってからは姿を見ていなかったが、元気だったのか。それはよかった。
今回はフラッグシップのカットステーキ定食を注文。唯一と言っていい、マンガ盛り白米と互角に戦えるメニューだ。そのぶん全体量も多いので、普通盛り最重量である。むかし始めてこれ食ったときは半日苦しかったなあ。
マスターが復帰した影響か、またサイドに変化が。刺身が消え、サンマの味噌煮が残った。小鉢2つはサラダとポテトサラダという、まさかのサラダかぶりw サラダは昔からちょくちょく出てたけど、2つともサラダってのは斬新だなあw
おかず量の少ないメニューを選択していたらちょっと困ったと思うのだが、カットステーキ定食は肉量が多い。付属のソースは味が薄かったりするので、別途しょうゆなども活用しながら完食。
胃の容量は維持しているようなので一安心した次第。

2月16日 キャロット ミックスグリルセット


前週は牛太郎のカットステーキ定食を難なくクリア。だが、まだちょっと不安が…春の18きっぷシーズン、いくつかデッカいやつをやっつける旅を予定しているのである。ウォーミングアップしておかなくてはなるまい。
そこで思い出したのがここだ。すべてのメニューがデフォルトで大盛りな喫茶店。フラッグシップはミックスグリルセット。肉、肉、肉。どこまで行っても肉だらけの、胃の容量以上に肉耐性が必要となる強大なメニュー。そして、ギリで食える。ここ重要。ギリだが、完食経験がある。
場所ですね、食べログで確認してくださいうまく説明できません。はじめて行ったとき迷った記憶が。下手稲通(運転免許試験場の通り)を、前田ホーマックの手前あたりから1本北へ入ったところ。道工大を過ぎて手稲山口の手前、と表現すればいいのかな?道工大の近く、ってのがポイントかと。大学の近くにデカ盛りの店ありだ。
駐車場は基本的にないと考えたほうがよろしいので注意が必要。歩道と店のあいだに、ぎりぎり2〜3台は駐められるかな?雪に塗り込められる冬場は歩道と私有地の境界がわからなくなるけど、間違っても歩道をふさいではいけません。
外観も内装も、普通に喫茶店。出す食事は普通じゃないけどw 中途半端な時間だったので適当にテーブル席に座ったが、ひっきりなしに客が来店していた。座るなりミックスグリルセットをオーダー。大量にあるマンガ本の中からラーメン発見伝をチョイスし、しばらく待つ。この手の店ではゆっくり待つのが基本です。
20分ほどしてからブツが登場。お…おう、見たことある。確かに見たことあるぞこれ…だけど、米がこの量だった記憶はなかったw 肉の量のインパクトが強すぎて記憶から消えていたみたいだ。明らかに1合以上、1合半くらいある。でもまあ、なんとかなる量だな…なんて考えてたら甘かった。甘すぎた。イッツスイートソーマッチだ。
とりあえず肉のマウンテンを崩しにかかる。こういう場合、優先順位は「味の濃い順」「脂ギッシュな順」である。ベーコン4枚、ウインナー5本がもっとも強敵。まずはこいつらを攻略。すると、下手なファミレスだと「メインでござい」的にプレートの真ん中に陣取っているサイズの肉たちが顔をあらわす。ハンバーグ、部位の異なるポークソテーが3枚、チキンソテー。一般的なグリルランチの3倍以上の量と思っていただきたい。
飲み込みやすいハンバーグとチキンソテーを後まわしにし、ポークソテーを攻略開始。この時点で飯を半量程度消費していたが、急速に満腹感が襲ってきはじめた。うっ…なんだこれ…いつになくつらいぞ。ちょっとやばいかも。
あとでわかったのだが、この日、風邪をひきかけていたんですな。意識していない程度だけど、微妙に体調がわるく、体が拒否しはじめたらしい。いつもは満腹感に支配される前に胃に詰め込んでしまう作戦を取る自分だが、急遽長期戦に切り替えた。マンガ本を読んで気を紛らわしつつ、じりじりと一口ずつ咀嚼する戦法。マンガ読みながらダラダラ飯を食うなんてのは本来大嫌いなのだが、今回ばかりはすみません。大目に見てください。
物理的に入らない量ではないので、時間をかけて完食には成功。しかし体調管理の重要性を思い知らされた。この日から2週は体調回復に専念せざるを得なくなってしまった。
3月中旬にデカいの食いにいく予定だけど、ウォーミングアップ不足。大丈夫かなあ…


# ミラーにアップするの忘れてた