uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

札幌Bグル散歩 2014年7月

7月5日 赤い館エルピア ハンバーグミートスパ大盛り


カーボローディングである。翌日早朝出発して山に行く予定なのでエネルギーを蓄えておくのである。カーボローディングといえばスパゲッティが代表格。札幌市内には大盛りスパゲッティが食える店がいくつかあるが、今日はここで決めうち。ちょっと前にも訪問しようとしたものの、臨時休業に当たって入れなかったのだ。リベンジだ。
場所は東北通沿い、厚別の手前。「赤い館」の名前どおり、毒々しい真っ赤な建物なのですぐわかる。駐車場は店の横に10台以上とめられると思われ。
中はかなり広く、厨房を囲むようにして奥にも席があったはず。雑然とした感じで、イメージとしては昭和の喫茶店。さすがに稼動していないが、マージャンゲーム機がテーブルになっていたりするくらいだ。むかしあったよねえ、こういう喫茶店。なつかしいなあ。
全体にちょっと油っぽくて、お世辞にも清潔感はない。漫画本がずらりと並んでいるが、こういう喫茶店にありがちな微妙なラインナップ。いや、ネガティブな表現ばっかりしてるけど、嫌いじゃない、嫌いじゃないよこういう店w
メニューはカレー、スパゲッティなど、まあ普通の喫茶店メニューだ。異彩を放つのは、メニュー表にある「大盛り」「ウルトラ」「1kg」の文字。一時期「1.5倍」「2倍」「1kg」の表記になっていたと思うけど、戻したのかな?普通盛り400g、大盛り600g、ウルトラ800gってことだ。あくまで麺の重量なので、ソースや具材などが乗ると実際の重さはもっとはねあがる。
以前来たときはたしか焼きそば風スパゲッティの大盛りを食べたはずだ。和風のあっさりした味付けで、具材も多くなく、するっと入った記憶が。今回はもうちょっとこってりしたもので行ってみましょうか。ハンバーグミートスパの大盛りをオーダー。
しばらく時間がかかったのでマンガ本をチョイスしてのんびり待つ。15分くらいたってからブツが登場。うおう、こりゃでかいw
麺の量は重量から想定した範囲内だが、ハンバーグがでかい。200g以上ありそうだぞ…そしてミートソースがたっぷりかかっている。あー、こりゃ総重量で1kgあるな…まあなんとかなるか。
フォークといっしょに割り箸が出てくるので、箸でぞぞぞといただく。この重量を胃に収めようというのに、お上品にちまちまフォークで巻いてられんわw 日が暮れちまうw
味はなかなかよい方だと思う。ミートソースはトマト感が残っていてくどくない。下手なミートソースだと味に飽きるのが早いのだが、塩加減もよくて最後までおいしくいただけた。ハンバーグもやわらかく仕上がっている。重量が重量だけに多少胃が張って飲み込みづらくなるけども、苦労したという印象はなかった。
ただひとつ残念なのは、たしかに量は大盛りだけど、値段も大盛りだってことですな。1520円かあ…牛太郎で定食が2回食えるな。

7月12日 牛太郎 カツカレー定食


で、その牛太郎。月に1度の牛太郎詣で。
今回はちょっとガッツリめにカツカレー定食。もともとデカ盛りの牛太郎でガッツリもクソもないのだが、カツカレーとチキンカツカレーは牛太郎でも屈指のボリュームを誇る。カレー系は久しぶりに頼んだのだが、これ定食よりメシの量多くないかなあ?定食のご飯はたぶん2合くらいなのだが、カレーは2合越えてると思うんだよなあ。
定食セットがついてくるので食い方には多少の工夫がいる。まずカツをカレーソースにつけておかずにし、白米を減らしていく。切干大根、冷奴、漬物で時おり味変しながら3分の2ほど白米を消費。あとは飲み物として一気に飲むのが吉。
うーむやはり腹がけっこうきついぞ。苦しいまではいかないけど、きつい。結局次の日まで影響して昼飯が食えない事態に陥るのだが、それはまた別のお話。

7月27日 あやめ 濃厚塩


雨だー。週末土日とも雨。しかも強風つき。2日連続で気圧の谷が通過し、断続的に降ったりやんだり、時折り強くも降ってくる。先週は海の日3連休+1日でかなり遊んだので、いい休養になるとも言えるが、どうにも時間を持て余しぎみ。だらだらネットを漁ったり、夕方から飲んだりして堕落の一途だw
んでまあ、とりあえず暇だしメシでも食いに行くべえ、と思い立ったわけだが、どうにもねえ、おっくうなのですよ。雨なのでテンションが上がらないのですな。車で出かけると駐車場が面倒だし…
そこでですよ。この店だ。実はここ、自宅から徒歩2分程度の距離。以前は北華亭という老舗中華料理店で、わりと自分好みの鄙びたたたずまいだったのだが、あまりに近すぎるという理由でかえって訪問していなかった。北華亭がいつのまにか閉店したあとラーメン店がオープンしたが、これは様子を見ているうちにあっけなく閉店。固定客のいる老舗ならまだしも、新規店はリピーターが確保できないと立地的にきびしいだろうなあ…と思っていたら、また次のラーメン店がオープン。情報によると、蓮海からの独立だという話。ほう!これは口コミを期待できるし、蓮海からの流れなら味も一定ラインはクリアしていそうだ。続くかもしれん。続くといいなあ。
小雨が降ったりやんだりする中、徒歩圏内の特権で傘もささずにぶらぶらと訪問。店前が駐車場になっており、6台ぶんとめられる。1130ごろの訪問時は、ほぼ満杯。ここの店舗前にこれだけ車が止まっているのを見るのは、この店ができてからがはじめてですよw ちなみに店の横は路地になっているが、この路地は信号を避ける抜け道になっているので幅員のわりに交通量が多い。横側にとめるときは横着せずにきっちり詰めてとめていただきたい。主に俺が困るので。
内部はカウンター5、2人テーブル2、4人テーブル1、小上がり2。入り口入って左に食券券売機がある。今回はメニュートップの「濃厚塩」を選択。ほどなく登場。ふむ、濃厚塩とは濃厚鶏白湯か。
スープはどろりと、かなり濃厚。そして魚介がつよい!まろやかな白湯スープのコクの後ろで魚介がかなり主張している。もう少し強くなるとケンカしだすんじゃないかと思うくらいだが、調和はとれてる。
具材は個性的だ。きざみ玉ねぎはほんのり辛味がのこっており、食感・味の両面でいいアクセント。キャベツは火当てしないゆでキャベツの模様。甘味があってスープに合う。極太メンマはこれも歯ごたえがよい。チャーシューは1枚のみだが、かなり厚みがあって食べごたえがあった。
麺は中細ちぢれ。少し加水率おさえめかな。メニューによって微妙に麺が変わるようだ。
うん、うまかった。濃厚については佳に近いかもしれない。あそこまでどろどろではないが、どろりとして魚介が強いスープときざみ玉ねぎは佳を彷彿とさせる。
あっさり、濃厚と味噌、それにつけ麺がバリエーションの模様。個人的に興味のないつけ麺以外はコンプリートしちゃうかも。なにせ徒歩2分だからw いやあ、近所にいい店ができてよかったw