uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

滝上芝桜見物&ウェンシリ岳登山 その2

1448 道の駅 香りの里たきのうえ



滝上に到着。サクルー川と道道、国道が併走する構造の町内を迷いながら、道の駅にたどりつく。芝桜ソフトを摂取。フレーバーが効いている。もう無理。これ以上甘いものは無理。
これで今回、めったに通らない道の駅2駅と、道の駅が点在する40号線を1駅消化。懸案はオホーツク岸で、めったに通らない&道の駅が点在の2条件を兼ね備えている。これ道の駅スタンプラリー完全制覇より無理ゲーだわ。営業時間のほかに、1日に食える量という制限がつく。

1533 ここをキャンプ地とする


滝上渓谷公園の無料キャンプ場。炊事場の周囲にテント設営可。狭いしファミリー向けではないので安心していたが、風呂と食事に行って戻ってみるとグループが炊事場で焼肉パーティしてたという罠。ちょうど土曜ナイターをやっていたのでラジオを聴いてやり過ごす。虎戦@札ド、延長10回藤川を打ち崩してサヨナラ勝ち。うひょー。興奮さめやらずコンビニまでビールを買いに行き、帰るとちょうど宴会お開き。たぶん宴会やってなくても野球ラジオ観戦→祝杯の流れ。結果的には、大勢に影響なかった。もう少し早く寝るべきではあるが。

1600 滝上渓谷 錦仙峡 滝めぐり


時間軸ちょっと戻り、テント設営後の滝めぐり。サクルー川源流にあたる滝上には見事な滝がいくつかあるらしい。右岸・左岸を折り返す一周4キロのコースをひとめぐり。





1725 童話村交流プラザ


風呂は童話村交流プラザにある公共入浴施設を利用。沸かし湯にトルマリンを入れた人工ミネラル泉。この周辺は温泉不毛地帯なのでこんなところしか選択肢はない。大浴槽、ジャグジー、サウナ&水風呂という構成で、銭湯価格420円。休憩所もあり、衛生的で、特に不満はない。公営施設としてはよくできた方。

1820 【敗退】 天手古舞 【生まれてきてすみません】


山間にある小さい町、滝上町。ここには大盛り店が存在する。定食・居酒屋の天手古舞。何度かメディアにも紹介されているようだが、自分の大盛り系アンテナにひっかかってきたことはない。あるかもしれないけど覚えていない。この業界(なんの?)ではマイナーな方だろう。滝上町の情報を調べていて、たまたま知った店。

メニューが特徴的で、関連がよくわからないが、有名人の名前がつけられている。サクッと無視して「とんかつ定食」と注文。何かの番組で紹介されたらしい。
愛想が悪く動きがとろいホールのねぇちゃんと、注文してから20分以上待たされたことにイライラしていたが、出てきたブツを見たとたん、そんな不満は頭から消し飛んだ。やばい、これは敗色濃厚だ…

出されたご飯は残さず食べる、それが自分のモットー。「あの人痩せてるのに平気な顔でペロッと食った」を目指し、通常人の胃袋のくせに顔色を変えないように無理をする。それが自分のジャスティス。だがこのサイズは…きっちりコンディションを整えないと厳しい量だ。
カツは大人の手のひら2枚分はあるサイズ。肉は薄いが厚みがあり、バッター液をたっぷり使ったタイプ。正確に言うと敵はサイズではない。量だけで言えばなんとか胃に入る。問題は油飽き。しかもこのタイプの揚げ物は油をたっぷり吸収している。
油を洗い流す役目を負うサイドには、刺身と味噌汁。付けあわせにたっぷりの千切りキャベツと、炒めたパスタ。ご飯は小・並・大とあり、これは並。半合ちょっと。
予想通り油に大苦戦。しかも、正直ブツを見るまでなめてたので、あまりコンディションを整えていない。自分の場合、朝飯をたっぷり食ってから腹が空ききる夕方まで待つのが常套手段だが、12時ごろにラーメンを食っている。血糖値が下がりきっておらず、満腹感が襲ってくるのが早い。
食べ進めるうち、次第に胸焼けがしだし、次の日の予定なども考えるうち、適当なところでやめておこうという結論に達した。結局カツ2切れを残して敗退。大盛りだとわかってて注文して食べ残しかよ!腹を切れ!
もうホント残してすみません。なめてました。次立ち寄る機会があったら十分コンディションを整えていきます。
くそう、自分に腹が立つ。

0420 起床

就寝までの経緯は前述のとおり。睡眠時間4時間半。かなり寝不足のはずなのに、やっぱりすっきり目覚める。これを毎日できないものかと思うけど、日常になるとできないんだなあ、これが。
昨晩から胃の調子がよくないが、朝にカロリーを補給しておかなければ動けなくなる。朝食として大判やきそば弁当を投入。主に炭水化物と脂質で構成される高カロリーフード。やきそば弁当といえば湯切り汁で作るスープなのに、作り忘れた。いや、すっきり起きてないや。寝ぼけてる。

0529 芝桜@滝上公園





芝桜の名所、滝上公園へ入園。情報どおり、早朝は無料で入ることができた。時期的に遅いかと思っていたが、見事なピンクのじゅうたんがまだまだ健在。公園自体は高台にあり、滝上市街も一望できる。
おかしいなあ、第1目標地点だったのにあまり書くことがない。植物に興味ナッシングの無粋な人間が、花なんか見に行くなってことですよ。感想「まっピンク」。ひなのか。

0644 登山口


第2目標ウェンシリ岳、キャンプ場登山口。周辺は無料キャンプ場になっている。中央登山口コースは比較的ゆるやかだが、距離が長い。氷のトンネルキャンプ場からのコースは距離が短いぶん急峻で険しい。滝上から近い山の、近いほうの登山口を選んだだけで、ここを選択した強い理由はない。
登山口脇には氷のトンネルへ続く道路が走っている。雪崩により形成された巨大な雪渓の下に雪解け水の流れ道ができて、トンネル状になったもの。崩落事故により怪我人が出て、現在は車道閉鎖、トンネル内部には立ち入り禁止。当たり前だ、そんなトンネルの下に入るほうが非常識。平気で観光客を入れていたというから、開いた口がふさがらない。
あまり早い時間に登り始めると、クマの朝食時間帯とかち合って自分が朝食になってしまう(伏線)。滝上周辺を回ったり、中央登山口の様子を見に行ったりして6時45分登山開始。

0732 氷のトンネル分岐


登山口を入るとさっそく、かなりの急斜面になっている。最初はジグを切って登っていくが、やがて直登になる。30分ほどで分岐点に到着。氷のトンネルへの道は通行禁止。
ここで小休止をとり、すぐ現れる岩稜渡りに備える。このコースはすべて稜線上を走っているのだが、一部岩場を乗り越えて進む箇所がある。すぐ横が底の見えない崖になっており、たいへん危険。高所恐怖症的にはギリだ。もうこれ以上怖い場所は無理。高所恐怖症なのに山に登りたがる同好のマゾヒストに伝えておきます。ウェンシリ岳はガチです。
そのかわり斜度はないし、高いところが平気な人なら鼻歌まじりで進むんだろうけど。ちょっとした岩場でもへっぴり腰になっちゃう当方、蛮勇を奮い立たせ、かなり時間をかけて突破。そのあとは登り基調の稜線歩きが続き、山頂に近づくとふたたび急斜面があらわれる。


つづく。