uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

カムイヌプリ(摩周岳)・西別岳登山 その4

1207 昼食


西別岳分岐まで戻ってくると12時を回ったので、まとまった昼食をとっておく。25分休憩。
ちょこちょこ行動食を取っているので食わなくても下山までもつと思われたが、残すと賞味期限がアレだし、この位置にはきれいなテーブルとベンチが設置されていて使い勝手がよかったので。
それにしても、休憩中にカムイヌプリから第1展望台に向かう人は1人もいなかったが、みんなどこいった。下山時に入山者名簿を見たら、まだたくさん入山していたはずなのだが。

1234 摩周湖@ミニ展望台付近

1237 カムイヌプリ(摩周岳)@ミニ展望台付近


また摩周湖の裏側と外縁を通って登山口まで戻る。帰りはひたすら単調。一面の笹原は景色がよく、登っているときは楽しいが、下りは若干見飽きてくる。とにかく歩く距離が長い。摩周湖などを眺めて気を紛らわせつつ、着実に歩を進めていく。

1326 下山


休憩込み5時間35分、休憩なし4時間20分。
いやー長かった。とにかく登山口から西別岳分岐までの距離が長い。片道6kmをひたすら歩かなければならない。景色はいいからまだしもだが、変化の少ない道を6kmは精神的につらい。
しばらく休憩して体力回復。みやげもの店をひやかすなどしてから出発する。帰り道はまた長いぞー。札幌まで350kmあるからな。

1426 コタンの湯露天風呂


第1展望台からは川湯へ出るか、弟子屈市街に戻って再度和琴方面かだが、給油の都合と美幌峠を経由するために和琴へ向かう。ここにコタン温泉という小さな温泉がある。日帰り入浴をやっている、内湯のみのこじんまりとした宿と、湖畔に無料の露天風呂。本当は日帰りに行こうとして立ち寄ったのだ。が、露天風呂の様子を見に行くと、ちょうど無人じゃないか。水着入浴も可の、完全混浴で開放的な露天。観光客も立ち寄る場所なので、昼間の時間帯に入る機会はそうそうないぞ。チャンス!
というわけで入ってみました。当然マッパです。湯温は適温、ナトリウム−炭酸水素塩泉。うっすら白濁した湯で、硫黄臭がある。いやあ、これはなかなかいい湯だぞ。おまけに湖がすぐ目の前で、とてもいい景色だ。入っていると何度か観光客がようすを見に来たが、自分が入浴しているのを見るとみんな引き返すのね、不思議なもんで。自分なら平気で近づくけどな。女性が入っているならまだしも。まあ女性はマッパでは入らないと思うが。
さすがに頭や体を洗ったりはできないが、汗を流すことはできた。着替えもしたので、最低限汗臭さはなくなったと思われる。十分、十分。いい湯だった。

1524 美幌峠から見る屈斜路湖・1

1524 美幌峠から見る屈斜路湖・2


美幌峠からの眺めは、自分の思うところ日本有数だ。少なくとも北海道内ではトップクラスだと思う。そりゃあもちろん、自分の足で数時間歩いて高山の山頂に立ったときの景色ならば、もっと美しく感じる場所はいくらでもある。だが、車でアクセスできる場所で、これほどの景観を楽しめる場所は、そうそうない。特に美幌側から弟子屈に抜けるとき、それまで山道を走っていたのに頂上付近で一気に展望が開け、屈斜路湖が視界に入るときの屈斜路湖周辺の美しさは異常。晴れているのは必須条件だが(この条件が一番むずかしかったりする)。

観光施設からちょっと上まで登ると展望台があるので、そこから屈斜路湖を撮影。その後施設まで戻り熊笹ミックスソフトを消化。苦味が少なくて普通の抹茶ソフトみたいな味だった。

1900 レストランオリーブ


毎度おなじみ旭川でメシ。都市部だけあって食事の都合がよく、どうしても旭川になりがち。とはいえ土曜の午前中や日曜の夜に通りかかることが多いので、行ってみたい店は営業時間外だったりすることが多いのだが。
さて今回はどこへ行こうか。道々考えながら走っていたが、遠軽あたりから妙に腹が減りだした。運動量と摂取カロリーが釣り合っていないみたいだ。体がメシを食えと訴えている。うむ、ではガッツリ食おうではないか。旭川で大盛りメシを出すところといえば、喫茶セブンなきあと、ここだろう。ファミリーレストランのオリーブ。
場所ですね、豊岡の上のほうです。旭川中心部から来ると、ロータリーを9条通に抜けてまっすぐ行った右側。めったに使わない通りで、地元民以外にはわかりにくい。駐車場は店前に5台ぶんくらいかな。他にもありそうだけど未確認。
オールドアメリカンな外装。店内は広々とし、テーブル席のみでいかにもファミリーレストランという感じだが、内装はやはりアメリカン。しかしBGMはAORというミスマッチ。そこはカントリーじゃないのかw
席につくなり>カツカレーを注文。なにを食おうがボリュームたっぷりだが、オリーブといったらカツカレーだろう常識的に考えて。

わりとすいていたので、ほどなくしてデッカいヤツがやってきた。これもなあ、写真じゃ絶対に伝わらないんだよなあ。えーと、ライスの量で2合ほどあります。まず2合のライスを思い浮かべてください。それが対岸にある白い島です。その島の前に、カレーの海が広がっているところを想像してください。それが、これです。計ったわけじゃないけど、皿の直径で40cmくらいあるんじゃなかろうか。
通常なら2合のメシは多少苦戦するレベルなのだが、そこはそれ、カレーは飲み物。さすがに途中から舌が飽きてくるけど、それほど影響なく、ものの10分弱でペロッと完食。
味はですね、カレーの味です(みもふたもない)。この店の味については賛否があるけれども、わからなくもない。けしてまずくはないけど、どこかで食べたような味がする。まあでも、平均レベルの味でこの量を930円で食えるなら十分だとは思うが。通常の3倍はあるから。赤くはないけど。

2200 自宅着

12号をひた走り、見込み時間どおりに札幌まで帰着。12号線は地道な拡幅工事が進み、2車線区間が増えてきたのでだいぶ走りやすくなってきた。退屈な道であることに変わりはないが。

「ガオー」
でっかいあくびですな。
「寝るのと食うのと●が仕事にゃ」
それはいいですが、下僕食事中を狙っての●はお控えください。
だが断るにゃ」

まとめ


809.7km



沿面距離 19.591km
累積標高 1064m
行動時間 05:36:40
所要時間 04:20:14


交通費 2250+410 +ガソリン代(推定45リッター)
入浴費 500
宿泊費 450
食費 1420+490+(160+160+98+97)+930
飲物等 178+110+48+128+98
ソフト 150+300

合計費用 \7,977- +ガソリン代(推定7,000)

反省点

・わりと楽な登山だったのだが、思いのほかの累積標高。1000メートルも登った感じじゃない。距離が長かった印象しかない。
・微妙な勾配でも長い距離歩けば累積は大きくなるってことか。

感想等

・次の週は所用により日曜日が使えるかどうかなので、今年のキャンプ泊はこれで終わりかな。
・キャンプ場が9月末までのところが多いのと、10月に入ったら下手すると朝は氷点下になりかねないので。死んじゃう。