uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

【三度目の】函館松前桜見物&函館山縦断往復【正直】 その4

1049 高龍寺

1050 本堂

1050 手前位牌堂、奥金比羅

1050 開山堂


外人墓地に近い場所なので、ザックを背負ったまま徒歩で見物に行く。途中にある高龍寺は道指定重要文化財、国指定有形文化財。歴史ヲタ的には高松陵雲の野戦病院分院があったことで有名。

1055 開山堂内部

1056 本堂内部

1057 庫裏

1100 金比羅堂内部


中に入ってもいいようなので入ってみる。本当は庫裏にある受付で見学してもいいですかと聞くべきだったのだが、普通に入っていく人がいるので、同じように後から入っていった。
で、内部をひとまわりして入った場所に戻ってみると、やべえ、坊さんお経あげててさっきの人たちが並んでるw 檀家さんだったw
そーっと扉を開けてそそくさと退散しましたとさ。

1120 カトリック墓地


外人墓地をそぞろ歩く。このへんかなり割愛。普通の墓地も多い場所なので、墓参りしている人が多数。パシャパシャ写真撮って公開するのもなんだか不謹慎だ。これから納骨に行くらしい霊柩車と遺族を乗せたマイクロバスまで走ってたからね…

1115 船見町とはよくいったもので


このあたりの町名は船見町という。よく名づけたもので、函館港に出入りする大型船舶が多数海に浮かんでいる。やあ、これはいい景色だ。

1207 函館も咲いてる!

1208 3分咲き

1208 接写


さて、函館の桜の名所といえば五稜郭。ようすを見に立ち寄ってみるが…
おおっ!こ、これは咲いてる!咲いてるじゃないですか。函館で桜を見るミッションも、これで達成とする。いやあ、これで3年越しにGWの函館縛りがなくなるよ。来年はどうしようかなあ。夢が広がる。

1212 六花亭

1212 この周辺のみ8分咲き


五稜郭の東側には六花亭の店舗があるのだが、その前だけ咲き具合が早い。これはおそらく、夜間に照明があたるせいだと思われる。桜の開花は累積温度が深く関係しているらしいが、日照量も要因になるようだ。

1214 五稜郭正門


五稜郭内の桜も咲きはじめくらいか。今回は五稜郭内には入らず、タワーを冷やかして帰る。乗らないからどうでもいいけどタワーの料金高すぎ。

1237 なかみち食堂 とりから定食


予定では室蘭で昼飯のはずなのだが、腹へってたまらん。チェックアウト時間で1時間、外人墓地散策で1時間、合計2時間くらい押してるのが大きい。だがこのあたりでメシ食うといったら、なかみち食堂しか思いつかんなあ。いちおう回転寿司の函太郎のようすを見に行ってみるが、ああなるほど、予想通り。10人くらいは待ってる。ファミリーやグループならともかく、並んで回転寿司とかない。
というわけで、待ち人数をひとめ確認するなり180度ターンして5秒で退店。なかみち食堂へ向かう。
いやあ、変わらないねえ。外観も内装も、まったく変わらない。カウンターのはじにあった、雑誌がおいてあるボックスがなくなってるくらいか。値段も変わってないじゃないですか。消費税アップ後も据え置き。この店らしいね。
腹はへっているけど、ここ2・3日の摂取カロリー量により体がそんなにはいらないよ?と訴えている。まあ最終的には胃の容量に依存するので食おうと思えば食えるんだけど、相対的に盛りの良い丼やカレーなどは避けておこう。ということで定食類から名物メニューであるとりから定食を注文した。
特徴的なのはカラアゲだ。鶏もも肉の薄切りを竜田揚げにしたもので、ちょっと他の店では見たことのない形式。これが大量に乗っかっております。メシの量は1合半弱くらいだと思われ、小どんぶりにみっちり詰まっている。要は普通の定食の2倍量だと思っていただきたい。これで700円。あいかわらずコストパフォーマンス高い。
変わらないものがここにはある。この店のサービス精神は、大盛り店とはこうあるべきと自分が思い描くものそのままだ。

1309 北海道八十八箇所霊場 64番 善導院

1356 北海道八十八箇所霊場 57番 大宝寺


函館市内の修行ポイントをつぶしてから帰ります。
大宝寺の場所がまあわかりにくいこと。ナビがないとちょっとたどり着くのはむずかしい。

1610 道の駅 とようら



5号線大沼手前でねずみ取りをやっており、2台前の車が捕獲されていた。この時期の昼間なんて少しくらい早く行っても車列につかまったりするので意味がない。他山の石としておこう。ノロノロ運転や変な挙動をするのが多くてイライラする気はわかるが。
豊浦で休憩。元フライ級世界王者内藤大助の出身地である。そしてここはイチゴの産地として有名。いちごソフトをいただく。甘味と酸味が複雑に混じっていてうまかった。ちょっとお高めだが。

1628 道の駅 あぷた


そして虻田、伊達と消化するはずが…虻田に着いてみたら「ソフトクリームは売りきれました」の表示。ええええええ…このためにこのルート取ってるのに。
この時点で心が折れた。あーもう室蘭経由やめた。とっとと帰ろう。
その前に風呂に入らんとな。

1708 蟠渓ふれあいセンター



壮瞥(洞爺湖)温泉と北湯沢温泉にはさまれて、蟠渓温泉という温泉がある。大箱ホテルなども並ぶ前者にくらべ、湯治宿が主の、鄙びた温泉街だ。くねくねとした山奥の国道沿いに数件の温泉宿が存在している。その中で唯一の日帰り専門施設がふれあいセンター。むかしは町営温泉だったとか。
清潔感のある施設で、入浴料は420円と銭湯価格。安い。風呂は内湯のみで、露天なし。浴槽は小さめで、5人も入るといっぱいかなあ。
ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物泉。無色透明の湯で、源泉がかなりの高温のため加水しているが、その他は手を加えない掛け流し。湯口からは大量の湯がこんこんと流れ出していて、湯量は豊富。源泉が8〜90度くらいなそうなのでたっぷり加水しているとは思うが、それでもすごい量。温度高めで、自分としてはもう少しぬるい方が好みなのだが、加水量が多くなると成分がうすくなるので痛し痒しだ。
浴槽は小さいが、ほかに入浴客がいなかったのでゆったり使えた。わりとマイナーな温泉なので、混み合わないのは大きな強みかもしれない。経営的にはよくないんだろうけど。

1756 オサル湯


入浴後、近くにある野湯を見学。むかし存在した蟠渓温泉健康センター跡地の裏、川沿いに存在。ライダー御用達のようで、ツーリングマップルによく掲載されている。
ほかにもはっきりとした浴槽がいくつかあるはずなのだが、雪解け増水で水没しているのか、確認できず。ちょっと手を入れてみたところ、この湯だまりは50度くらいあると思われ、川水でうめないと入浴不可な状態だった。
すぐ近くに民家もあるので、利用する際はマナーに注意すべきだろう。

2000 自宅着

支笏湖経由で帰るつもりが、うっかり分岐を喜茂別方面に向かってしまった。距離はほとんど一緒だけど、定山渓から混むからなあ。支笏湖も混むけど、はみ禁片側一車線なのであきらめがつくw


「むっ…」
「はっ…!」
ご主人なにをなされますか。せっかくかわいらしい寝姿を撮ろうとしてますのに。
「おさえられないのにゃこの衝動を」
なんで倒置法で言うんですか。

まとめ


移動距離 807.3km



沿面距離 14.453km
累積標高 994m
所要時間 04:06:31
行動時間 03:24:33


食費 1100+770+108+700
酒代 570+163
交通費 ガソリン代(推定45リッター)
入浴費 350+420
おやつ 650+300+300+350
飲物等 130+108+150

合計費用 \6,169- +ガソリン代(推定7,200)

反省点

・この時期は変な運転をするドライバーが多く、それにイライラして荒っぽくなるのも多い。
・釣られないようにしたい。
・ちょっと危ない場面が1回あった。

感想等

・意外に累積標高が。1000m弱といったらそれなりの値だ。
・感覚的には〜500m…軽装でいいんじゃね?、500〜1000m…楽、1000〜1500m…本気出す、1500〜2000m…気合入れる、2000m〜…体力のすべてを注ぎ込む
・楽から本気出すの境界だが、コースのほとんどがゆるやかな林道歩きでほとんど疲れず。
・来年は弘前あたり行きたいけど5連休1回か…桜終わってるかな。
・帰省行楽ラッシュに巻き込まれるのもいやだし、どうしようか…