uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

標高差トレーニング80km・小樽で昼飯

要旨

冬の間失われた体力を取り戻そうシリーズ。

計画

そこそこ標高差のある小樽まで。オタモイの手前に気になっている蕎麦屋があるので食いにいく。

行程

0850 自宅発

起床時に腹痛を感じた。腹を殴られたような鈍痛が間欠的に襲ってくる。とはいえまだそれほどの痛みではなく、起床後はまったく気にならない程度だった。
朝食は3日めのカレー。スパイスから調合したりガルバンゾを戻すところから始めるほど凝り性ではないので市販ルーを使用。いろいろ試行錯誤した結果、一周まわってバーモント中辛に行き着いた現状。じゃがいもは男爵を別ゆでにし、ルーに投入してから温め直すのが自分のポリシー。

0959 銭函


踏切待ち。電車が銭函駅に入っている。クハ735と思われ。

1010 休憩@あいすの家銭函


長沼のアイスの家でソフトを食うのは札幌で自転車に乗る人の基本だ。銭函にも店舗があるので休憩がてら補給。
銭函の坂を登りきっていったん下りはじめた位置にあり、ここから張碓トンネルまでだらだら登りがはじまる地点なので、休憩には最適。でも田園地帯の長沼と違って、ほこりっぽい5号線沿いなのであまりリラックスはできない。

1054 朝里から築港へ


張碓トンネルを越えると一気の下り。朝里市街は毎度の渋滞。特に道道1号の分岐点までがひどい。左折車と反対車線からの右折車に気をつけながらスイスイ車を抜いていく。うわー気持ちいいw

1130 手打ち蕎麦きむら


小樽の住宅街に、名の通った蕎麦屋があるという話を聞いた。「住宅街の蕎麦屋」というのは、ある程度それ自体がジャンルだ。つまり蕎麦好きの趣味が嵩じちゃった系。自宅を改造して店舗にするので、住宅街になる。こだわりが強い店が多く、うまいところは本当にうまい。
かねがね行きたいとは思っていたのだが、新興住宅地である奥まった場所にあり、場所が非常にわかりにくい。さらにこの種の蕎麦屋の常としてキャパシティが少なく、閉店時間前に終了するだろうことが予想されるため、機会が限られる。今日はもう、最初からここを目標にしての行動である。GPSに目標をセットし、時間も開店時間ぴったりに到着するように家を出る。小樽湾岸から先が思いのほかきつい登りだったので多少厳しいタイミングとなり、本当にぴったり開店時刻に到着した。
場所は本当にわかりにくい。旧5号線、長橋とオタモイの間が住宅地になっているのだが、赤岩山の斜面に網の目というか蜘蛛の巣というか…とにかくごちゃごちゃに道路が張り巡らされている。もう少し考えて区画作れよ、という感じだ。車で行くならナビ必須。駐車場は店舗向かいにある。
外観、内装ともに、やはり自宅改造。普通の家の玄関フードにのれんがかかり、普通の家のドアをあけると、普通の家のダイニングキッチンに出る。2人がけテーブル×4、4人がけテーブル×2の構成。ちょうど自分で満席。せいろ大盛りをオーダーしたのち、腰を据えて待つ。時間がかかるに決まっているので、この手の蕎麦屋ではのんびり構えるべきだ。混みあう昼時にそばがきとか玉子焼きみたいな手間のかかるメニューを注文する客がいるとイラッとくるものだが、ここはそばがきを名物メニューとしてプッシュしているので、そのあたりも落ち着いていきたい。

たっぷり35分待ってせいろ大盛りが登場。ああ、いいビジュアルだ。これは見ただけでうまいとわかる。外一とあったので、蕎麦粉10に小麦粉1の割合。粉はどこだっけな?書いてあったが失念。店内に手動・電動石臼があったので、どちらかはわからないけど自家製粉だと思われ。
細切り蕎麦はコシが強い。外一だけはある。ツユは出汁の香りが漂う、辛めのツユ。いやあ、これ好みドンピシャだなあ。辛いつゆに先端をつけて、喉ごしで蕎麦と出汁の香りを楽しむ感じ。これこれ、これですよ。蕎麦切りの醍醐味ですな。
そして蕎麦湯が、ここのはすごい。湯に蕎麦粉をとかしてトロトロの蕎麦湯を提供する店は多いけど、ここのはトロトロ通り越してドロドロだw 蕎麦粉の分量が濃い。ちょうど蕎麦猪口3杯分、おいしくいただきました。
この手の店だと、大盛りにしてもちんまり出てくることも多いが、この店は大盛りならそれなりに食った気になる量が出てくるのもうれしいところ。
あと箸が特徴的だったな。先端が極細になっていて、蕎麦をつまむのに最適化されている。こういうところをみても、細かいと部分へのこだわりが感じられる。
こんどは新蕎麦の時期に来てみたいなあ。混んでるのだろうけど。

1236 小樽運河


目的を果たしたのでポタリングモードだ。湾岸をぶらぶら走る。

1239 レンガ倉庫付近大渋滞w


おうおう、渋滞してるねえ。まあ混まないわけがない。GW後半、いい天気の昼下がり。渋滞してるに決まってる。しかし渋滞している時の自転車の優越感といったらないw 二輪で焦れてすり抜けちゃうときは多少罪悪感もあるが、自転車だとただただ爽快。
以前はこの通り、裏道的な扱いでもう少し交通量が少なかった気がするのだが。各社ナビがこっちを案内するようになったのか。

1245 フェリーターミナル


意味もなく、なんとなくフェリーターミナルへ。敦賀舞鶴への定期航路がある。船旅っていちどやってみたいなあ。やってみようかなあ。48時間縛りがあるから、乗船20時間→現地1泊→飛行機でとんぼ返りか。いやまずい、バカバカしくて逆に惹かれるぞこれ…うわあ、やばい、いまの思いつきが記憶に残ったら絶対やっちゃう、オレw

1255 休憩@築港臨海公園


ゴースト化しつつあったウイングベイ小樽裏の築港臨海公園で休憩。最近入っていないのでゴースト化が進んでいるのか持ち直しているのかは不明。

1411 休憩@中の川桜づつみ


帰路はものすごい追い風。ぐんぐん進む。巡航で平地30km/h出るw まあ行きは向かい風だったわけで、楽しても問題あるまい。明らかにどんどん風が強くなってきてるけど。
新川支流、中の川の堤がよい景色だったので足を止める。勢力を広げつつある緑、桜のピンク、手稲山冠雪の白。北海道の春らしい景色。

1510 自宅着


「顔が黒いにゃ」
今年は少しずつ日焼けしてるので黒くなってますね。いつも一気に焼けて皮が剥けちゃうんですが。
「換毛にゃ?」
ちょっとだけ違います。

まとめ



沿面距離 81.505km
累積標高 699m
所要時間 06:14:51
走行時間 04:00:31


食費 980
おやつ 280
飲物等 100

合計費用 \1,360-

反省点

・いま思えば安静にしておくべきだったが、この時点でそんな判断しようがないからいいや。

感想等

・渋滞を見るとどうしてもほくそ笑んでしまうw
・自分だけか?いや、みんなそうだろ(決め付け)。
・渋滞してたらすり抜けるけど、普通の信号待ちだと車の後ろにつけますからカンベンしてください。
・1回抜かれた車の前に出たらドライバーにイライラされて危険だし。