uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

乗鞍登山 その2

0317 乗鞍観光センター


というわけで1時半起床。3時出発して観光センターへ。ここから先はマイカー規制区間
晴れの日限定で日の出時刻にあわせた御来光バスが出ている。前日の天気予報で運行が決定する仕組み。

0431 県境ゲート


アルピコ交通 ご来光バス 0340乗鞍観光センター→県境ゲート0430 2800円
御来光ポイントで下車。1つ前の停留所だが、終点畳平は目と鼻の先。

0443 穂高方面@大黒岳

0444 南アルプス方面@大黒岳


バス停が登り口になる御来光スポット、大黒岳。ひと登りくらいの標高差。
下界には雲海が広がっている。朝焼けが美しい。いやあ、なにこの天上世界。神々が遊ぶ庭がここにもあった。

0449 雲海から御来光


じっと待つのもばかばかしいし、展望を遮らないルートなので富士見岳へ移動を開始。大黒岳を半分ほど下りたところで御来光。
雲海から登る太陽は幻想的な光景。いい日に来たなあ。2年越しの甲斐がある。

0509 不消ヶ池@富士見岳

0509 畳平@富士見岳

0509 富士見岳


富士見岳。名前からして富士山が見えるはずだが、確認できず。
畳平は火口外輪だということが、この位置からはよくわかる。

0530 朝日に伸びる影と肩ノ小屋

0530 剣ヶ峰@肩ノ小屋


肩ノ小屋までは車道が伸びている。もちろん関係者以外は車両侵入できない。
下界は雲海の底だが、雲の上は快晴。剣が峰まではっきりと見通せる。

0613 蚕玉岳

0614 権現池


剣が峰に続く稜線に出ると権現池が現れる。ここもカルデラ地形。

0619 頂上小


直下の頂上小屋。売店ですな。

0625 剣ヶ峰

0626 乗鞍本宮

0626 御嶽山方面

0626 南アルプス方面

0627 八ヶ岳方面

0627 穂高方面

0627 白馬方面


寄り道しつつ2時間弱くらい。
下界はまだ雲海の下だが、日が高くなれば晴れに変わるだろう。
手が届きそうな位置に御嶽山が見えるのが印象的。あれの核心部にはまだ立ち入れないはずだ。

0728 不消ヶ池へ

0730 花たち

0731 これはわかる・コマクサ

0731 雑草のようなコマクサ群落

0733 花たち

0734 花たち

0735 花たち


剣が峰で30分ほど景色に見とれたのち、下山を開始。帰りは富士見岳を巻く車道を歩く。
雪景が落ち込んでいる部分がエメラルドグリーンに見える不消ヶ池が美しい。色とりどりの高山植物も目を楽しませる。植物に疎くてもわかる花コマクサが、雑草のように生えていた。こんなに咲いてたら有り難味がない、というかまばらに大量に生えてて若干気持ち悪い 笑

0739 鶴ヶ池へ

0747 畳平着


いったん畳平に到着。
御来光バスに乗るとやっぱり下山も早いなあ。8時のバスに乗れちゃうぞ。これから登ってもいいくらいの時間だ。

0753 お花畑へ

0753 これはわかる・チングルマ

0753 花たち

0753 花たち

0754 花たち

0756 花たち


時間があるので周辺を散策。
木道が伸びるお花畑。植物に疎くてもわかる花その2、チングルマなど。

0817 イワヒバ


さらに魔王岳に登ろうとしたら、撮影会がはじまっていた。ああ、イワヒバリだ。ヒヨヒヨ鳴いてる。カヤクグリかもしれないけどたぶんイワヒバリ。
ひたすらコマクサの花をついばんでた。こやつ人が近づいてもぜんぜん逃げない。

0826 魔王園地

0826 畳平@魔王園地


畳平を眼下に見る広場。

0830 魔王岳

0830 穂高方面@魔王岳

0834 穂高の奥に槍


魔王岳。畳平わきのカルデラ外輪の小ピーク。穂高方面の景色がすこぶるよい。
穂高の奥にある槍ヶ岳、写真にすると目立たないのだが、肉眼では、穂高方面が見通せる位置のどこから見ても圧倒的な存在感があった。
あの屹立した槍の姿はどうだ…うーむ槍か…高所恐怖症に登れるのだろか…というか小屋泊だよね…うーむ…槍…うーむ…
キレット…ノータイムで却下。上高地ルート…もしくは新穂高…いかん、行く気になってる。

0847 下山


アルピコ交通 シャトルバス 0905乗鞍山頂(畳平)→乗鞍観光センター前0955
4時間ちょいの散策、うち休憩1時間くらい。
いやあ、いい天気だった!乗鞍高原に思い残すことは何もない!

1020 ひこーき雲


観光センターでおみやげを物色し、ちょっと早めの昼食にする。とはいえ10時から食事提供してるとこあるのかなあ…
と、すぐ近くの喫茶店を見ると営業中の札。中に入って「食事もやってます?」と聞いたらOKとのことなので入店。観光センターのナナメ2件めくらいの位置。
メニューは普通の変哲もない喫茶店ランチですね。カレー、ピラフ、トーストなど。唯一ご当地的なメニューがのりくら丼。見てのとおり、天丼です。イワナと地場野菜の天丼。

これがねえ、野菜がすごくうまかった。なす、かぼちゃ、ズッキーニなど。あと、さやごとの豆があってうまかったんだが、これ何だろう?「さや」や豆のサイズは枝豆っぽいのだが、枝豆のさやはそのまま食えないよねえ?さっくりやわらかくて美味。
イワナはまあ、どこで食ってもイワナの味 笑
どちらかというと、喫茶利用がメインの店かと思います。登山後にガッツリ腹ごしらえするならボリューム満点の店がこの界隈にはたくさんある。

1108 内湯


宿に戻ったらご主人が半裸で掃除中でした 笑
風呂をあけてもらって入浴。こちらは水道水入れ放題。泉質はやっぱり最高。
アウトドア活動は朝早く出て日が高いうちに行動を終えるのが基本だが、いくらなんでも早すぎる時間か。まあ楽しいからいいだろ!

1627 アビーロード


たっぷり昼寝してから夕食に出る。宿から徒歩圏内。ボリュームのある洋食喫茶ということでチェックしていた店だが、宿にもメニューが貼ってあり宣伝していたので、ここに行く流れで間違いない。
店名からしてオーナーはビートルズファンでしょうな。ごく一般的な喫茶店風の店内。時間的に他客ゼロ。大テーブルに陣取る。
デフォで他店の大盛りくらいの分量、大盛にすると結構な量になるらしい。名物メニューっぽいピラフカレーをオーダー。

ピラフはわりとアブラギッシュ。ピラフと言うより洋風チャーハンかな?コメ1合くらいの量。しっかり味がついていて、単体で十分うまい。
カレーはとろみ、スパイシーさ、辛さ等々それほど特徴的ではないが、全体にまとまっていてコクがあり、これも十分うまい。
合わせる必要があるのかと聞かれると疑問だが、ピラフも食いたい、カレーも食いたいという欲望を満たしてくれるメニューではある。どっちもそれなりにうまいので。
トンカツなんかも人気みたいだし、スパゲッティもうまそうだし、どれを頼んでもボリュームあるし…目移りしがちなメニューの中では狙い目かもしれない。
もし近所にあったなら、間違いなく通ってメニュー制覇する店だ。

1726 アルプス政宗


部屋に戻って今日のシメ。観光センター向かいのお土産屋で入手した、その名もアルプス政宗
純米らしいすっきりした飲み口でよろしゅうございました。
痛風予兆が出ててインドメタシンシップとロキソニンで押さえ込んでるのに日本酒を飲むという荒技。なお発症には至らなかった模様。


GPSトラック
標高グラフ
沿面距離 8.766km
累積標高 707m
所要時間 04:15:17
休憩時間 00:57:42
行動時間 03:17:35


2日め
交通費 2800
酒代 1350
食費 1000+1000

合計費用 \6,150-