1000 自宅発
鵡川まで往復してくる。慣らしなので特に目的はない。往路は江別・栗山を経由して234に出るルート。要するにいつも自転車で走っている道。
1200 そば哲
国道234号、安平を越えて苫小牧方面と鵡川方面分岐の手前。勇払平野の広大な田畑や丘陵の森がつづくどまんなか。ぽつんと1軒の蕎麦屋がある。田舎のドライブイン的なたたずまいだが、ここが超有名な蕎麦屋なのだった。土日などは広い駐車場がいっぱいになり、待ち客が出るほどの盛況ぶり。1度自転車で通りかかり、あまりに混んでいたので断念したことがある。今日のツーリングにはメインの目的はないのだが、ここを訪問することだけサブイベントとして盛り込んでいた。
到着したのがちょうど12時ごろ。平日なのでそれほど混んでいないだろうとは思っていたが、それでも車が10台ほどとまっている。内部は大テーブル、テーブル席、小上がりなどが多数あり収容人数は多いのだが、あとから客がどんどん入店してきて、店を後にするころにはうっすら待ち行列になりかけていた。
オーダーは基本のおおもり。開店時間の11時に到着していたら限定10食の田舎を頼むつもりだったが、家を出るのがちょっと遅れたので。限定が残っているかは聞かなかったが。
そばは細切りだけど、気持ち太めでコシが強い。若干表面が乾燥ぎみだろうか。すすりにくかった。
つゆは好みのタイプ。辛めで、カツオの香りがガツンと効いている。このつゆだと、そばの先にちょこんとつけてすすりこみたいので、麺の状態がなおさら惜しい感じだ。
おおもりだからか、徳利になみなみと入っているのはうれしいっちゃうれしいけど、バランス的にどうしたいのかわからないなあ。どっぷり漬けて食うには辛いつゆだし、残りすぎるとそば湯とのバランスも悪くなるような気が。
で、そば湯であるが。「当店のそば湯はゆで汁ではなくそば粉で作った云々」と店内に能書きが記されていたが、きょうび特にめずらしいタイプではないんだよね。まあそのとおり、とろとろタイプのそば湯だったんだけど、なにせ量が少ない。あまったつゆを割って飲むと、若干塩辛いくらいの量。おれ、つゆを割って飲んだあと、そば湯だけで飲むのが楽しみなんですが…おかわりしろという話かもしれないけど、混んできたしなあ。食ったらとっとと退店するのが混んでいる店でのマナーじゃないですか。
味的にはまあ、それなりにうまいそばだと思った。だけど、ちょっとしたところに少しずつもやもや感が残ってしまった。
1256 道の駅 むかわ四季の館
栗山で休憩したのと昼飯時間をのぞいて、片道100kmを2時間15分くらい。ゆっくりペースなのでまあこんなものでしょう。
風速12m/sの強風のなか風にあおられながら走ってきたのだが、太平洋に近づくにつれ風が冷たくなってきて、到着した時点で体が冷え切っている。併設温泉に入っていきたいところだが、まだトップケースをつけていないので荷物は低山ハイク用ザックに防寒着とレインウェアを詰めてきただけ。手ぶらセットもあるだろうけど高くなるので却下。
ふるえながらミックスソフトを食す。ラベンダーとバニラのミックス。寒い!くそ寒い!